2006年08月03日

がっかりしたよセファリック

ボクシングももう終わりですね。
今日の亀田興毅の試合を見て思いました。

9時直前に試合の存在を思い出して「もう終わってるかな」と思ってテレビをつけてみたらなぜか国歌斉唱の真っ最中。
テレビ中継は7時半からなのに、なぜ試合は9時から?
むしろ逆で、試合は9時からなのになぜテレビ中継は7時半から?
まぁこれは関心が高いからという理由にしておきましょう。

肝心なのは試合内容。
1ラウンドに亀田がダウンを奪われ、他のラウンドでもそれを挽回するほどの内容は残せなかったのになぜか亀田の判定勝ち。
小生、格闘技は好きだけどボクシングはあまり見ないのでポイントのつけ方についてはよく知らないんですが、明らかにおかしい判定でしたよ。
3人の審判のうち1人が115対112でランダエタ。
残りの2人が113対115、113対114で亀田。
どうやったら1人が115対112、もう1人は113対115のように逆の判定がなされるんでしょう。
ランダエタの勝ちとした審判がこの試合についてどう考えているかぜひ聞かせて欲しいです。
「私にはなぜ黄金色の菓子折りがないんだ」とかなんとか怒っているかもしれませんね。

こんな試合で亀田が勝って世界王座を獲得しても、亀田のため、日本ボクシングのためにはまったくならないと思います。
ここで亀田が負けてしまっても誰も亀田を責めないでしょう。
「今回は負けてしまったけど、まだ若いし、もっと練習して次こそは勝ってくれ。これからも応援している。」とみんな思うのではないでしょうか。
逆に今日勝ってしまったことで、不可解な判定に醒めてしまった人は多いと思います。
少なくとも小生は、メディアにおける扱い方、そしてボクシング自身に対して大きく失望しました。
たぶんこれからは、よほどのことがない限りボクシングを見たいとは思わないでしょう。

これから亀田選手がどのような選手生活を送るのかはわかりませんが、今日の勝利がこれからのためになるのかについては大いに疑問です。
せっかくの若くて将来有望な選手をつぶすことになってしまわないか心配でなりません。
ラベル:ボクシング
posted by Aorta at 00:36| Comment(1) | TrackBack(2) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

最近のセファリック

タイトルでは最近のセファリックになっていますが、いつものごとくこれはタイトルだけで、本当は最近の小生についてです。

最近なにかと忙しくてあんまりブログに割く時間がないにもかかわらず、書きたいことはいろいろあってネタを忘れてしまいそうなので、備忘録としてここに書いておくことにしました。

以下ネタ帳。

(読書)
・図書館で本を一気に10冊お借り上げ。未読多数。
・三浦しをん「人生劇場」、西尾維新「DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件」お買い上げ。
前者は三浦しをんの爆笑エッセイ、後者は西尾維新による人気漫画「DEATH NOTE」のノベライズ。どちらも面白いはず。
・吉田修一「パークライフ」、浅暮三文「実験小説ぬ」、森博嗣「四季 春」読了。感想を書こう。

(その他)
・「そうだ、ついたちだ。映画を見に行こう」という事で、映画を鑑賞。欲張って二つも見た。
1つは海賊さんが活躍する映画で、もう1つはスパイさんが活躍する映画だった。
おもしろかった。感想を書こう。
・CDショップでアジカンのnano mugen festivalのコンピレーションをふらりと試聴したら、収録されているDREAM STATEの「Change」という曲がすばらしくよかった。
このすばらしさはブログで紹介せねばと思案中。
・来週はエルレのニューシングル&ニューDVDがリリースですよ。
皆さん忘れずに買え買いましょう。
そういえばYou Tubeからエルレの映像が大量に消えていた。
重宝してたのに・・・。
消したやつ出て来い!といいたいところですが、小生ヘタレなので残念がるだけです。

たぶんこれくらい。
もうちょっといろいろあったような気も。

とりあえず、これからのブログの更新は上のようなラインナップでお送りする予定です。
まぁ、ほどほどにお楽しみに。
posted by Aorta at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 観察じゃない日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月01日

いじめてくんなセファリック

そういえば、これを紹介するのを忘れていた。

4480036709いじめてくん
吉田 戦車
筑摩書房 2001-08




内容紹介はアマゾンになかったので省略


マンガです。
筑摩文庫から出てますけどマンガです。

ある兵器の話です。
ある状況になると大爆発を起こす危険な兵器です。

その兵器の名前は「いじめてくん」です。
思わずいじめたくなるような外見、挙動をしている兵器です。

いじめられると爆発します。
爆発するといじめた人を粉々にするほどの威力を持っています。

でもほとんど戦争では活躍していません。
一般の家庭で飼われていたり、タイに旅行に行ったり、火星に行ったりしています。

たぶんギャグマンガです。
でもかなりシュールというかブラックです。

ちなみに小生は読みながら大爆笑です。
タイの悪霊が大好きです。
ラベル:読書 マンガ
posted by Aorta at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月31日

嘘猫とセファリック

4334737463嘘 猫
浅暮 三文
光文社 2004-09-10




内容(「BOOK」データベースより)
住み慣れた大阪を離れ、東京の広告代理店で働き始めたアサグレ青年。六畳一間の安下宿にある晩、転がり込んできた一匹の肥った猫は、翌日、五匹の子猫を産んで―。慣れない東京での生活に、生まれたての子猫まで抱え、アサグレ青年のてんやわんやの毎日が始まった…。懐かしくも愛おしい猫たちとの不思議な日々をリリカルに綴る、著者初の自伝的青春小説。


この作品、広告業界に入った青年が東京に出てきて・・・という点で、奥田英朗の「東京物語」とよく似ています。
青春時代を描いた自伝的小説であることも同じですし、全体から受ける印象はとてもよく似ています。
ただ違うのは、「東京物語」が主に「女性(との恋)」を通して青春時代を描くのに対して、「嘘猫」はタイトルから分かるように「猫」を通して描くのです。

「女性」と「猫」を比べると、やっぱり「猫」の方が部が悪そうです。
猫には色気がありませんし。
でも、「嘘猫」はふと転がり込んできた猫との生活を綴っただけのお話なのに、しみじみといい話でした。
猫とアサグレ青年の心温まる交流と、やがて来る別れがとても印象的で、単に自伝的青春小説と言ってしまうのはもったいない作品です。
確かに猫との生活を通してアサグレ青年の青春(?)が描かれていますが、猫の存在感はそれだけにとどまらず、猫の物語として読んでもすごく感動的です。

しみじみとした情感をうまく表現できる監督さんが映画化したら、とってもいい映画になるのではないかと思います。
ミニシアターでひっそり上映されて、あんまりたくさんの人はみないけど、見終わった人の顔がちょっと幸せになっている様子がなんとなく目に浮かびます。
ラベル:読書
posted by Aorta at 18:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月30日

1-0のセファリック(大宮−京都)

7月29日(土) 2006 J1リーグ戦 第16節
大宮 1 - 0 京都 (18:04/熊谷陸/7,278人)
得点者:'46 トニーニョ(大宮)

ん、また負けましたね。
後半開始直後にセットプレーから失点。

また相手の監督に言われてましたね。
「決定的なシュートチャンスは同じくらいか、京都に多かったかもしれません」とかなんとか。

うちの監督もまた言ってましたね。
「今日も十分勝ちにもってこれるゲームを90分できたと思う。でも勝負を決めるところは厳しくやらないと、いくらいい内容のゲームをやっても勝ちはもってこれないんじゃないかと思います」とかなんとか。

これだけおんなじことを言って言われて、第3者からも「いいサッカーをしている」とか「下位に低迷するチームじゃない」とか言われて、それでも勝てずに下位に低迷しているのは何でなんでしょうか。

中断期間に選手の補強はしました。

あと出来ることは・・・。

そろそろ限界が近づいているんじゃないでしょうか。

そろそろ別の道を探すという方針に舵を切ってもいいんじゃないでしょうか。

後戻りできなくなる前に。

ジーコと心中した代表みたいになるのはまっぴらごめんです。
posted by Aorta at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

太陽の塔とセファリック

内容(「BOOK」データベースより)
私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。


日本ファンタジー大賞受賞ですか・・・。
この作品のどこがファンタジーなの?というツッコミを入れたくなりますが、妄想をファンタジーと呼んでいいなら大賞に値する作品なのでしょう。

主人公は絶望的にもてない男で、せっかく出来た恋人にもクリスマスに太陽電池で動く招き猫を贈るという暴挙によって愛想を尽かされます。
この主人公のすごいところはここからで、彼女に振られた後に、その彼女を研究するとかいう名目でストーキングを繰り返し、研究レポートと銘打って何百ページにもわたる観察記録をまとめます。
そんな主人公にはお構いなく、今年もまたクリスマスは巡って来て・・・、とまぁこんな感じのお話です。

まぁ、この話を面白いと感じるかどうかは、この主人公の性格を受け入れられるかどうかにかかっているでしょう。
この主人公、ただ粘着質なだけでなく、自分の常軌を逸した行動を頭でっかちな理論で正当化します。
この言い訳がイタイのなんの。
この部分の常識とのずれみたいなものがこの作品の面白いところなのですが、ここをわざとらしいと感じて冷めながら読んでしまうとこの作品の面白さは半減というか、全滅ですね。

主人公のむかつくほどのイタイ言い訳を笑ってあげられる人はぜひ読んでみましょう。
ラベル:読書
posted by Aorta at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月29日

セファリックとクドリャフカの順番

4048736183クドリャフカの順番―「十文字」事件
米澤 穂信
角川書店 2005-07




内容(「BOOK」データベースより)
待望の文化祭が始まった。何事にも積極的に関わらず“省エネ”をモットーとする折木奉太郎は呑気に参加する予定だったが、彼が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。十文字と名乗る犯人が盗んだものは、碁石、タロットカード、水鉄砲―。この事件を解決して古典部の知名度を上げよう!目指すは文集の完売だ!!千載一遇のチャンスを前に盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は「十文字」事件の謎に挑むはめに!米沢穂信が描く、さわやかでちょっぴりホロ苦い青春ミステリ。
※追記 「氷菓」「愚者のエンドロール」に続くシリーズものです。


文化祭っていいですね。
小生も数年前はがんばって文化祭の準備をしてたなぁ。
なつかしいです。

まだまだ暑い夏のうちから準備を始めるのに、のんびりしてたら秋が来て、トラブルなんかも発生して、気がつけば直前になって大パニック。
でも、なんだかんだありながらもやっぱり本番までには何とかできて、数日間のお祭り騒ぎ。
いやー、ほんとになつかしいです。
朝早くから学校に行って、夜遅くまで残って準備する。
夜になってテンションが上がってくると、普段は見られない友人の別の顔が見れたりして・・・。
まさに青春ですね。

そんな青春を見事に描いた作品です。
青春ミステリとありますが、ミステリを取っちゃって青春小説としても十分に楽しめる作品だと思います。
ミステリ部分もよく出来ているんですけど、小生はむしろ青春小説として読んでしまい、「十文字事件」の犯人は誰か?というよりは、ちゃんと文集は完売するのか?という方に興味の対象がありました。
小生、甘酸っぱい青春者には弱いのです。

他にも、才能の有無に対するやるせない思いや、自分の信条に対する譲れない思いなんかも所々に出てきて、青春もののほろ苦さを演出します。

今回の作品は前2作とは異なり、語り手が古典部のメンバー4人で場面場面で入れ替わります。
それによって今まではホータローを通してしか想像し得なかった他のメンバーの心情を垣間見ることが出来ます。
千反田えると伊原摩耶花の中身は大体想像通りでしたが、福部里志の中身はちょっと意外でしたね。
もっと能天気かと思っていたら、結構複雑だったのね。
うん、これも青春。

それにしても、米澤穂信はミステリを入れ物にして青春物を書くのがうまいですね。
ミステリを入れ物にするといえば乙一もそうですけど、道具としてミステリ的要素をうまく使うと話がしまりますね。
純粋な、入れ物も中身もミステリという作品もいいですけど、それだけではたまに物足りなくなります。
posted by Aorta at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月28日

すべてがセファリックになる

4062639246すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER
森 博嗣
講談社 1998-12




おなじみの内容紹介は諸事情により割愛。
詳しくは本分参照のこと。


あらすじっていうのはどうにかならないもんなんですかねぇ。

小生、人に誇れるほどではないですが、ミステリと呼ばれるジャンルの本をそれなりに読んできました。
数をそれなりにこなせばやっぱりパターンと言うのは見えてくるもので、その謎の仕掛けられた「論理」などは分からなくても、「結果」だけは見えることがたまにあるんですよ。
今回もそのパターンでした。

本文を読みながら途中で気づく、というのならまだマシなんですが、今回は背表紙のあらすじだけで、途中の論理はすっ飛ばしてトリックと犯人が分かってしまいました。
トリックと犯人が分かってしまえば途中の論理も大体想像できるわけで、これはほんとに興ざめです。
小生は、ミステリを読むときは自分も謎を解決しながら読むのではなく、騙されながら読むのが楽しみなので、途中で分かってしまうのはあんまりうれしくないのです。

しかも、この作品の探偵役である主人公の性格が、「行為」のみに興味があって動機や背景にはあまり気を払わないというものだったので、作中で重要視されている部分は大体読む前に分かってしまうと言う何とも悲惨な感じの読書でした。

本を選ぶという過程で、やっぱりあらすじはなくてはならないものだと思うので、あらすじを無くせとはいえないんですが、やっぱりミステリのあらすじはちょっと気をつけて書いて欲しいなと思いました。

まぁ、あらすじについてのグチはこれくらいにしておいて、肝心の内容についての感想を書きましょう。

すったもんだはありましたが、面白かったです。
小生、何を読んだかは忘れたのですが、昔に森博嗣の作品を1作品だけ読んで、何かよくわからないことを書く作家だなぁと思ってそれ以来読んだことなかったのですが、少し後悔しました。
理系の作家さんらしく、「文章に」と言うよりは「セリフに」そして「トリックに」その信条とか哲学が表現されていて面白く読めました。

登場人物とか、舞台設定とかを読むと、「あぁ、これが西尾維新の原点なんだな」と言うことがよくわかります。
「孤島」、「天才」、「奇人」・・・いろいろなキーワードがあげられます。
ただ、森博嗣と西尾維新で違うのは、天才や奇人の集団に大学の助教授と言う同類項を放り込んだ森博嗣に対して、西尾維新はまったく異次元の存在である「戯言使い」を放り込んだことですね。
この「全てがFになる」を読むと、天才とか奇人の集団の中に敢えて「戯言使い」を放り込んだ西尾維新という作家はすごいと言うのがよくわかります。
作品としての完成度は圧倒的に「すべてがFになる」の方が高いと思いますけどね。

あらすじのせいで悲惨な読書になってしまった本書ですが、いい作品であったとはおもいます。
もっと森博嗣を読んでみようと思いました。
posted by Aorta at 00:10| Comment(1) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月27日

1-2のセファリック(京都サンガ−ジェフ千葉)

いやー、暑いなか西京極に久しぶりに行ってきましたよ。
セファと京都サンガ−ジェフ千葉を観に行ってきたのです。

普段は京都サンガを応援している小生ですが、基本的にファン歴はジェフのほうが長いのです。
という事で、どっちを応援するか中途半端なままSバック席で観戦。

前の方に座ってしまったので、周りはガチガチのサンガファンばっかり。
ここでジェフも応援していることがばれたらタコ殴りの刑に処せられるなと思ったので、小生とセファはバリバリのサンガファンに化けます。
小生はサンガの応援歌をバッチリ歌えるので、要所要所でそれを口ずさみつつ、周りの人に合わせて騒ぎます。
セファにも「ここで喜ぶのだ」とか「ここで叫び声をあげるのだ」とか「ここで審判に帰れ!と叫ぶのだ」とかいろいろ有益な助言をし、ボロを出さないように教育します。
ところが、小生の中のジェフを応援する血も黙ってはおらず、ジェフの選手がパスミスで無駄にボールをタッチラインから出しそうになると「やばいやばい」とか叫んでしまいます。
周りを見てもそんな意味不明な叫びを上げているのは小生だけ。
みんな喜んでいます。
そこでハッと我に帰った小生、「やばいのは小生じゃないか」と青くなります。
そんなぼろを出しながらの二股応援でしたが、周りの人にばれることもなく、五体満足なまま西京極から帰ってこられました。
よかったよかった。

では、肝心の内容についての感想を書きましょう。

結果だけ見ると、小生の予想通りになりました。
小生は、サンガが星のJ1初ゴールで1−0でリードして迎えたハーフタイムに、セファに「後半は1−1になるか、たぶんジェフが逆転して1−2になるよ」と予言していたのです。
まぁ、特にこの予言には根拠がなかったのですが、暑かったですし強行スケジュールなので、後半はサンガが運動量が落ちてジェフにやられちゃうかなと思ったのです。

結果的にはそうなったのですが、内容的にはサンガが勝っていてもおかしくない試合でした。
特に後半開始後しばらくの間のサンガが押していた時間帯で追加点が取れていれば確実にサンガは勝ち点3を手に出来ていたのではないかと思います。
パウリーニョははずしすぎ。
立石は止めすぎ。
どちらもかなりのクオリティでした。
はっきり言って、今日の試合のハイライトはパウリーニョがはずしまくって立石がとめまくったあの場面に尽きます。
まっ、ニュースなんかではどうせゴールシーンしか出ないでしょうけど。

サンガは決めるべき場面で決められずに流れを引き寄せられず、巻に同点ゴールを決められます。
一方のジェフも、同点ゴールの後にチャンスをいくつか作るも決めきれず、流れを完全に引き寄せ切れません。
そんなこんなで中盤でのつぶしあいになって試合は膠着状態に。
このまま引き分けかなと思ったロスタイムにまたまた巻が今度はヘディングで決めてジェフが逆転勝利。
このシュートは後でニュースで見直してみると、めちゃくちゃうまいシュートで撃った巻をほめるべきだと思うのですが、敢えて言わせてもらうと、その直前に斉藤が足をつってプレーが止まったのがサンガにとって痛かったと思います。
あそこまでサンガはギリギリのバランスを保って守備をしていたのですが、斉藤の負傷でプレーがいったん止まってしまったために緊張の糸が緩んで、そのバランスが崩れてしまって失点してしまいました。
柱谷流に言うと、アラートが足りなかったという感じでしょうか。

全体的にはこんな感じ。
選手個人については、サンガではやっぱり斉藤、ジェフでは誰でしょうねぇ、みんな言い感じに目立っていたと思います。
サンガの試合をはじめて見たセファも、斉藤のプレーは印象に残ったみたいです。
星はJ1初ゴールおめでとう。
ただ、クロスの精度とドリブルの突破力はもうちょっと上げようね。
新外国人のアンドレとピニェイロはどっちも結構いい感じでしたね。
特にアンドレは出来る助っ人の雰囲気満々でした。
ピニェイロは思ったほどドリブルがキレキレではなかったです。
その分、ボールを持ってないときのスペースへの走りとか、クロスの精度はよかったです。
期待が持てそうでした。
パウリーニョは・・・、ほんとに決定力を磨いてください。
チャンスを作ってもゴールネットを揺らせなかったら意味ないですね。

ジェフのサッカーはやっぱりおもしろかったです。
サイド→中→サイドとボールと人がめまぐるしく動いて、とてもエキサイティングでした。
ただ、その魅力的なフットボールとサンガは互角に渡りあえていたことも事実です。
負けはしたものの、いい内容だったのではなかったかと思います。
少なくとも小生は今日観に行ってよかったなと思いました。

あとは結果がついてくればね・・・。
ジェフも応援していた小生はよくても、集まった1万3千人のうちの大部分のお客さんは内容だけでは満足してくれないでしょう。
小生も、相手がジェフでなければサンガに勝ってもらわないと後味悪いです。
来年もJ1の試合を見たいですしね。
posted by Aorta at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

平面いぬなセファリック

4087475905平面いぬ。
乙一
集英社 2003-06




内容(「BOOK」データベースより)
「わたしは腕に犬を飼っている―」ちょっとした気まぐれから、謎の中国人彫師に彫ってもらった犬の刺青。「ポッキー」と名づけたその刺青がある日突然、動き出し…。肌に棲む犬と少女の不思議な共同生活を描く表題作ほか、その目を見た者を、石に変えてしまうという魔物の伝承を巡る怪異譚「石ノ目」など、天才・乙一のファンタジー・ホラー四編を収録する傑作短編集。


なぜかめぐり合わせが悪く、乙一でもこの作品は読んでいませんでした。
読もうと思ったときになぜか本屋になかったんですよね。
他の乙一の集英社の作品が平台にうずたかく積まれているのに、なぜか平面いぬ。は棚にも一冊もないということがよくありました。
あと、乙一の作品で読んでいないといえば「暗黒童話」
これは巡り会わせというよりは内容の問題ですね。
なーんとなく手が伸びにくい内容なので読んでません。

で、やっと読めた「平面いぬ。」ですが、乙一の第一の転機と言える作品ですね。
ちなみに第2の転機は「GOTH」だと思います。

内容紹介では、ファンタジー・ホラー4編とありますが、この作品はホラー色は「石の目」にちょっとあるだけで、むしろその後の作品によく見られる「せつなさ」的な要素が大きかったですね。

「石の目」はホラーとミステリ的手法を使ってうまくまとめていて、まさに前期(平面いぬ。まで)乙一と中期(「GOTH」まで)乙一の橋渡し的作品です。
「はじめ」は乙一らしい作品。
今の乙一だったらもうちょっとうまくかけるんじゃないかなと思う部分もありましたが、透明感があっていい作品です。
読後感はいちばんいいんじゃないかなと思います。
「BLUE」は乙一にしてはちょっと珍しい作品です。
不思議な布で作られた5体の動く人形の話で、そのうち余りの布で作られた出来損ないの「BLUE」という人形が主人公です。
買われていった家で他の人形がとても大切にされる中で、BLUEだけは出来損ないなので、大切にされず・・・、というお話です。
周りとうまくやっていけない主人公は乙一の作品によく出てきます。
「Calling You」だとか「しあわせは子猫のかたち」だとか「暗いところで待ち合わせ」の主人公がその典型です。
ただ、この作品のBLUEは同じような境遇にいながらそれらの主人公とは根本的に違います。
BLUEは究極的にポジティブなのです。
そのポジティブさによって傷つくこともありながらそれでもBLUEはポジティブです。
いつもの乙一の主人公は傷つくことを恐れて究極的にネガティブになっているんですが、真反対です。
あまり書きすぎるとネタバレになってしまうのでこれくらいでやめておきますが、いつもの乙一の作品をいろんな意味で逆から眺めた作品だといえる点で、珍しい作品です。
「平面いぬ。」は随所に乙一のユーモアのセンスが散りばめられていておもしろかったです。
ストーリー運びはさほど目新しいわけではありませんが、特殊な道具を使って主人公の心情を描き出して読む人の心を揺さぶる作品でした。
やっぱりこれも乙一らしいと形容するしかないのかなという感じです。

全体的に見ても、やっぱり乙一らしい作品集でした。
それにしても「乙一らしい」ってのは便利な言葉です。
読んでるほうはさっぱり分からないかもしれませんが、書いてるほうにとってはこれほどしっくりくる言葉もなかなかありません。
ラベル:読書
posted by Aorta at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。