2006年08月03日

がっかりしたよセファリック

ボクシングももう終わりですね。
今日の亀田興毅の試合を見て思いました。

9時直前に試合の存在を思い出して「もう終わってるかな」と思ってテレビをつけてみたらなぜか国歌斉唱の真っ最中。
テレビ中継は7時半からなのに、なぜ試合は9時から?
むしろ逆で、試合は9時からなのになぜテレビ中継は7時半から?
まぁこれは関心が高いからという理由にしておきましょう。

肝心なのは試合内容。
1ラウンドに亀田がダウンを奪われ、他のラウンドでもそれを挽回するほどの内容は残せなかったのになぜか亀田の判定勝ち。
小生、格闘技は好きだけどボクシングはあまり見ないのでポイントのつけ方についてはよく知らないんですが、明らかにおかしい判定でしたよ。
3人の審判のうち1人が115対112でランダエタ。
残りの2人が113対115、113対114で亀田。
どうやったら1人が115対112、もう1人は113対115のように逆の判定がなされるんでしょう。
ランダエタの勝ちとした審判がこの試合についてどう考えているかぜひ聞かせて欲しいです。
「私にはなぜ黄金色の菓子折りがないんだ」とかなんとか怒っているかもしれませんね。

こんな試合で亀田が勝って世界王座を獲得しても、亀田のため、日本ボクシングのためにはまったくならないと思います。
ここで亀田が負けてしまっても誰も亀田を責めないでしょう。
「今回は負けてしまったけど、まだ若いし、もっと練習して次こそは勝ってくれ。これからも応援している。」とみんな思うのではないでしょうか。
逆に今日勝ってしまったことで、不可解な判定に醒めてしまった人は多いと思います。
少なくとも小生は、メディアにおける扱い方、そしてボクシング自身に対して大きく失望しました。
たぶんこれからは、よほどのことがない限りボクシングを見たいとは思わないでしょう。

これから亀田選手がどのような選手生活を送るのかはわかりませんが、今日の勝利がこれからのためになるのかについては大いに疑問です。
せっかくの若くて将来有望な選手をつぶすことになってしまわないか心配でなりません。
ラベル:ボクシング
posted by Aorta at 00:36| Comment(1) | TrackBack(2) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月03日

K-1をみたセファリック

久しぶりにK−1を見た。

目当ては、チェ・ホンマンとセーム・シュルトの対戦。

小生、チェ・ホンマンが嫌いだ。

戦い方がどうとかではなく、顔がものすごくむかつくから、という単純な理由だけど。

で、そのチェ・ホンマンをセーム・シュルトがボコって瞬殺してくれると信じて見ていた。


その期待は、見事に裏切られた。

別にチェ・ホンマンが勝ったからというわけじゃない。

まっ、あの判定はちょっとおかしいと思うけど。

とにかく試合内容がほんとに最悪だった。

真面目に見たことを後悔するようなクソのような試合だった。

何の起伏もなく、どっちもやる気なし。

どっちもほとんど何もしないうちに試合終了で判定に。

判定の結果、なんかよくわからないうちにチェ・ホンマンの勝利。

どうやら、セーム・シュルトに反則があって減点されたらしい。

まっ、そんなことはどっちでもよく、とにかくつまらない試合だった。

何が巨人対巨人じゃい。

小生、シュルトに幻滅。

でかい相手には弱いなんて、ダメダメないじめっ子ですか、あなたは。


今日のK−1で唯一よかったのは、レイ・セフォーとルスラン・カラエフの対戦。

レイ・セフォーがカラエフを瞬殺して、あれだけはいい試合だった。

あーあ、それにしても、シュルトには幻滅した。

なんて面白くない試合だったんだ。
posted by Aorta at 21:07| Comment(0) | TrackBack(3) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月30日

ディープインパクトなセファリック

いや、ホントにディープインパクト強いですね。

恐ろしい馬です。

スタート出遅れたときは、また遅れたと思いましたが、かえって折り合いがついてよかったみたいですね。

最後3コーナーで上がっていって、4コーナーくらいで先頭に立ったときはちょっと仕掛けるの早すぎじゃないの?と思いましたが、まったくの杞憂でした。

あっという間に先頭に立って、そのままゴール。

かっこよかったです。

欲を言えば、ラストの直線で他馬をごぼう抜きする姿が見てみたかったですけどね。

とは言え、やっぱり空飛んでますね、ディープインパクトは。

見ていて、鳥肌が立ちます。

ホントに、同世代の馬がかわいそうですね。

横山騎手じゃないですけど、生まれた時代が悪かったとしか言いようがありません。

このままディープには世界に羽ばたいていって欲しいですね。
posted by Aorta at 16:05| Comment(3) | TrackBack(12) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月26日

白夜を行くセファリック〜まとめ〜

ちょっと遅くなりましたが、白夜行のまとめの感想記事です。

まず初めに言っておくと、このドラマは原作の『白夜行』とはまったくの別物です。
小生は初めこのドラマのコンセプトを聞いたとき、このドラマは「The another side of 白夜行」なのだと思いました。
つまり、原作では亮司と雪穂の視点をまったく挟まずに進めたのに対して、ドラマでは亮司と雪穂の視点を挟み別の角度から切り取るものだと思っていました。

ドラマ序盤ではこの意識が頭から離れなかったからか、亮司と雪穂のキャラクターがどうもしっくり来ず、いろいろ文句を書きまくっていました。
まっ、この辺は序盤の感想記事を読んでもらえたら面白いと思います。

では、どの部分が原作との乖離を生み出したのか。
根源にあるのは二人の生きる目的だと思います。
つまり、「二人で太陽の下を歩く」です。
原作では、亮司と雪穂は初めから(小生の推測ですが間違いないでしょう)「お互いを太陽に、白夜を歩いていくこと」を決心していたと思います。
彼らには本物の太陽など必要なかったのです。

その証拠が「時効」の概念です。
原作では「時効」を気にする人はいません。
笹垣ですらほとんど気にしていません。
時効がとっくに過ぎても亮司と雪穂は接触する気配をほとんど見せません。
彼らは最初の事件の時効が来ても、それで許されないことは分かっているのです。
むしろ、彼らは一般的な意味での許しなんか求めていないでしょう。
亮司と雪穂、お互いの存在が許しなのです。

一方、ドラマでの雪穂と亮司は切実に「本物の太陽」を求めます。
特に雪穂は顕著です。
それだから、太陽が得られる時効を目標に彼らは突き進んでいくのです。
それで許されないことは、亮司は早い段階で気づいていましたが、雪穂は気づいても気づかないフリをしていました。
その違いが、ラストでのすれ違いを見せましたが。
ラストについての小生の考えは「白夜を行くセファリックその11の2」を参照にしてください。

このすれ違いというのも原作とドラマの大きな違いです。
原作はものすごく息の合った2人3脚みたいなものです。
全速力で走り抜けてます。
一方ドラマでは2人3脚はしているものの(たまに足の紐が外れてお互い勝手に走ってるような雰囲気のときもありましたが)、お互い足を引っ張りまくってます。
二人の向く方向が一致することはあまりありませんでしたね。

あと、これは雪穂オンリーですが、トラウマというものがほとんど感じられなかったのもドラマの特徴です。
原作では、言ってみれば幼少期に亮司の父親から受けた心の傷が雪穂の駆動力でした。
ドラマでは、雪穂の駆動力は亮司が父親を殺したこと、そして自分が母親を殺したことです。
亮司の父親から受けたトラウマはほとんど描かれることはありませんでした。

まっ、小生がドラマが原作とまったくの別物と感じる理由はこんなものでしょうか。
結局、まとめてしまうと、亮司と雪穂は犯罪は犯してしまったけど、普通の人間だったということになるのでしょうか。
これについては今までに何回か触れたことがあるのでそれを参照してみてください。

で、小生結局何が言いたいかと言うと、こんな感じにするんだったら、何も白夜行を原作にしなくてもよかったのではないかなと。
時間的な制約もあったせいで、白夜行らしいエピソードが削られる一方で、白夜行に囚われすぎて、最終回のようにものすごい急展開になってしまう面もありましたし。
別に原作との関係でドラマのよしあしを言うつもりはありません。
実際、このドラマはいいドラマだったと思います。
まっ、これは感覚的なものなので、どこがよかったかはうまくいえませんが。(←感想書き失格ですね)
それだけにちょっと惜しかったなぁという気がしないでもありません。

というわけで、小生のドラマ白夜行についての記事はこれで終わりです。
はぁ〜、長かった。
とは言え、すごく書いてて面白かったです。
ご意見、ご感想ありましたら遠慮なくお寄せくださいませ。

過去記事です。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
「白夜を行くセファリックその5の3」
「白夜を行くセファリックその6」
「白夜を行くセファリックその6の2」
「白夜を行くセファリックその7」
「白夜を行くセファリックその7の2」
「白夜を行くセファリックその8」
「白夜をいくセファリックその8の2」
「白夜を行くセファリックその8の3」
「白夜を行くセファリックその9」
「白夜を行くセファリックその9の2」
「白夜を行くセファリックその10」
「白夜を行くセファリックその10の2」
「白夜を行くセファリックその11」
「白夜を行くセファリックその11の2」
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2006年03月24日

白夜を行くセファリックその11の2

白夜行最終話の感想記事第2弾です。

ここからはクライマックスについて書きます。
まずは亮司について。
かねてからの亮司の生きる目的は唯一つ「雪穂の幸せ」でした。
その目的のためにこれまでさまざまな障害を取り除いてきました。
そして最後に残った障害が2つ。
笹垣と亮司自身です。
その2つの障害を取り除くことが亮司から雪穂へのクリスマスプレゼントです。

と言うことで、R&Y2号店オープンの日、亮司は笹垣をうまくおびき出し背後から刺します。
あれは確実にクリティカルヒットだと思います。
亮司も笹垣をしとめたと思ったでしょう。
しかしそこはアイアンボディ笹垣、不死身です。
亮司を追って歩道橋までたどり着き、説教&謝罪です。
そこで笹垣に心を開いたかと思われた亮司ですが、なんと自らを刺し歩道橋から飛び降ります。
そして、歩道橋から落ちた亮司の前に立っていたのは・・・、そう雪穂です。
亮司は近寄ってこようとする雪穂を制し、しばらく無言で見つめあった後「行って・・・」と言います。
これで亮司の役割は終わりです。

笹垣を刺し、自らを刺し、雪穂に自分の道を歩かせる。
かねてからの目的どおりの最期です。
一つの誤算は栗原典子に子どもが生まれたことです。
ただ、この誤算も亮司の気持ちを変えるには至りませんでした。
栗原典子の子どもに対して亮司はどう考えて死んでいったのでしょう。
直接的には描かれていないので、想像するしかないですが、少しでも救いになったのでしょうか?
気になりますが、分かりません。
ただ、なんの躊躇もなく死んでいったところを見ると、あまり救いにはなっていないのでしょうか。
少なくとも「雪穂の幸せ」の代替となる「生きる目的」にはならなかったようですね。
とは言え、必要以上の重荷にはなっていないのではないかと思います。
重荷になると逆に気になって死ねなくような気がします。
まぁ、小生の想像ではただ単純に「そうか、俺にも子どもが・・・」と思いながら死んでいったのではないかと思います。

亮司はこんなものとして、メインはもちろん雪穂です。
最終話で雪穂の気持ちは大きく揺れました。
前回まで小生はしつこく「雪穂の生きる目的が分からない。まだ二人で太陽の下を歩けると思っているんだったら、そんなのはアフォだ。」みたいな事を言っていました。
最終話では、独白が亮司ではなくて雪穂だったのでそこらへんの雪穂の考えも聞くことができました。
結論から言えば、雪穂は「亮司が自首したがっていることを知りながら、無理だと思っていながら、二人で太陽の下を歩くことを目標に生きてきた。」と言うことなのでしょうか。
やっぱりアフォでした。
しか〜し、人間とはアフォなものなのです。
無理と分かっていることを、一縷の希望にすがってやってしまう。
多かれ少なかれ誰もがやってしまうことです。
つまり、雪穂もやっぱりふつうの人間だと言うことですね。
原作での雪穂のように完全に割り切って冷徹に生きていくことができない。
まっ、ここではあまり原作のことは持ち出すまい。
とまぁ、このように一縷の希望にすがっていた雪穂ですが、篠塚和成、そして図書館の司書のおばちゃん(←名前ド忘れ)との会話によって、亮司とともに自首しようという方向に傾きます。
しかし、路上で血まみれで倒れている亮司に「行って・・・」と言われることによって、亮司が自分にくれたプレゼントを無駄にしないためにまたウソで塗り固めた偽りの太陽の下を生きる生き方を選択することになります。
まぁ、この選択には賛否両論あるでしょう。
はっきり言って小生にはこの選択は納得できません。
雪穂の立場になって考えてみましょう。
図書館のおばちゃんとひとしきり話して送った帰りに、路上で血まみれの亮司を見つけます。
この状態ではまだ、雪穂は亮司が来たら一緒に自首するつもりです。
つまりは亮司と一緒に生きるつもりなのです。
亮司の犠牲の下に一人だけ幸せになるつもりなど毛頭ないはずです。
普通だったら亮司のところに駆け寄って、「一緒に生きるんだよ」とか「死なないで」とか言うんじゃないでしょうか。
少なくとも、手と目で制されたくらいで傍によるのをやめて、「行って・・・」と言われて回れ右できるような精神状態ではないと思うのですが。
まぁでも小生には女性の気持ちは分かりません。
巷では女心が読めない選手権の優勝候補とまで言われている小生ですから自信はありません。
実際、雪穂は亮司との邂逅によってウソで塗り固めた人生を生きる決心をしたわけですから。
まぁ、雪穂がどちらを選べばよかったかなんて小生には分かりません。
もう一つの道を選んでいても、結局亮司の行為を無駄にしてしまったとかそんな思いに囚われて同じような状態になったはずでしょうから。
ただ、少なくとも亮司の「行って・・・」という言葉がその後の雪穂にとってある意味「呪い」となったのは間違いありません。
あそこでもし亮司が雪穂を手招きしていたら・・・、雪穂が亮司を看取ることができれば・・・という思いはしなくもありません。

結局、この二人の思いはいまいちかみ合うことが少なかったような気がします。
二人三脚で二人とも必死で相手に合わせようとしているのに、結果的には思いっきり足を引っ張り合っているような感じで、何か物悲しいですね。

ただ、そんな雪穂にもカタルシスはちゃんと用意されていました。
それが亮司の子どもです。
この子どもは亮司のためと言うよりは、思いっきり雪穂のために用意されていましたね。
ラストシーンは、亮司の子どもが明るい太陽の下で雪穂の手を握るというシーンでした。
一応、二人で太陽の下を手をつなぐという当初の目的は半分達成できたわけです。
一応のカタルシスです。
これで雪穂が本当に救われているかどうかは知りません。
雪穂は切実に救いを求めているはずですし、救われていたらいいなぁとは思いますが。
このラストにも賛否両論はあるでしょうが、小生はいい終わり方だと思いましたよ。
ここまで来ると原作うんぬんと言う気もまったくなくなりますし。
ただ、見ている側としては、雪穂が警察に事情を聞かれたときに洗いざらい真実を話して、捕まって何年か刑務所に入って、出てきたところに亮司の息子がいて手を差し伸べてくる、くらいの方がすっきりしたかもしれませんけど。
とは言っても、決してすっきりしなかったわけではなく、明るさ、希望と言ったキーワードを思い起こさせるような悪くない後味だったともいます。

と言うわけで、このあたりでクライマックスについての感想も終わりです。
最終話についての感想はたぶんこんなものでしょう。
他の人の感想を読んだりして、また何か書きたくなったら書くかもしれませんけど。
あとは、最初にも書いたように白夜行全体についての感想も書こうと思います。
これはたぶん原作との比較が主になると思います。
もしよかったらまた覗きに来てください。

過去記事です。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
「白夜を行くセファリックその5の3」
「白夜を行くセファリックその6」
「白夜を行くセファリックその6の2」
「白夜を行くセファリックその7」
「白夜を行くセファリックその7の2」
「白夜を行くセファリックその8」
「白夜をいくセファリックその8の2」
「白夜を行くセファリックその8の3」
「白夜を行くセファリックその9」
「白夜を行くセファリックその9の2」
「白夜を行くセファリックその10」
「白夜を行くセファリックその10の2」
「白夜を行くセファリックその11」
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2006年03月23日

白夜を行くセファリックその11

白夜行最終話の感想です。

最終話。とうとう来ちゃいました。
ラストまでこんなに力を入れてみたドラマは久しぶりです。
なんともいえない感想を毎週書き続けましたが、それも今週で終わりです。
最後らしくきちっとまとまった感想を書きたいですが、まっあんまり期待しないほうがいいでしょう。
それはともかく、肝心の感想です。
最終話なので、いつものような感想に加えて、白夜行全体としての感想も書きたいと思っています。

前置きはこれくらいにして、本題です。
今週も前回の「答えあわせ」からはじめましょう。
前回、「なぜ亮司は栗原典子のところに戻ったのか?その必然性は?」と言うことについていろいろ書きました。(「白夜を行くセファリックその10」参照)
最終的に小生は「来週、栗原典子が亮司のところに会いに行けばいい」と書いて結論としたのですが、これは当たらずとも遠からずという感じでしたね。
栗原典子は亮司には会いに行きませんでしたが、亮司との子どもを産んでいました。
これは想像もしなかったアクロバティックな展開です。
まさに、やられた〜って感じです。
この、亮司と栗原典子の子どもはドラマのカタルシスにも関係してきますし、先週の流れは大きな必然性があったということですね。
小生の読みもまだまだですね。

この栗原典子と亮司との子どもも唐突でしたが、園村友彦がいきなり自首してきたのも唐突でした。
何のために?と初めは思いましたが、あれですね、ケーサツと笹垣を仲直りさせるためですね。
今までは何かと衝突していた笹垣と警察の部長さんですが、ここに来て蜜月関係です。
いろいろ笹垣に協力するだけでなく、唐沢礼子宅に不法侵入して庭を掘り返したことまで黙認です。
なんて寛容なんでしょう。
それにしても、先週から笹垣はかなり丸くなってますね。
ここに来て視聴者の心をわしづかみです。
それに伴って運もめぐってきたのでしょうか、雪穂のサボテンの鉢植えから松浦のサングラスの破片を見つけます。
わざわざ鉢植えにサングラスの破片まで入れてくれるなんて、雪穂は何てうかつな人なんでしょうかね。
とても時効まで逃げ切ろうと思っている人とは思えません。
まっ、ともかくここから松浦の死体のありかが唐沢礼子の庭と言うことに気づいた笹垣は、一目散に不法侵入です。今の関係ならサングラスの破片だけでケーサツを動かせそうな気がしますが。
松浦の死体も唐突と言えば唐突ですね。
散々引っ張った挙句、もう掘り出されないまま松浦もとわの眠りかなぁと思っていたのですが、最後でやっと掘り出されましたね。
これでめでたく松浦も成仏できるでしょうか。

さて、もう一人おシャカになりかけたのが、笹垣です。
冒頭で亮司に殺されかけますが、足を刺されただけで無事。
よかったよかった、これで亮司も笹垣殺すのあきらめたかなぁと思いきや、R&Yオープンの日にまんまと亮司におびき出されて背後から刺されます。
ちょうど心臓の裏側くらいかな?こりゃあさすがの笹垣もおわりかな・・・と思いきや、アイアンボディー笹垣です。
かなりの出血もものともせず、亮司を追いかけて懇々と説教をします。
さすが執念の男笹垣です。
このあと笹垣は、ひたすら亮司の罪を並べ立てます。
いまさらこんなこと言って何になる?と思いながら聞いていたら、子どもが生まれたことを知らせるための前フリでした。
笹垣も自分が死にかけなのにかなりの役者です。

このあと結局、亮司は自分を刺して飛び降りるわけですが、飛び降りた亮司を歩道橋の柵の間から見つめる笹垣(武田鉄也)がオラウータンに見えました。
場違いな想像でしたが思わず笑ってしまいました。
笑ってしまったついでですが、逃亡生活の亮司が同居していた外国人が「トリック」のジャーミー君を演じていた人だったのもかなり面白かったです。
これまた思わず笑ってしまいました。

そんな冗談はともかく、とうとうクライマックスの感想です。
とは言え、そろそろ長くなってきたのでいったんここで筆を置きます。
クライマックスについては書きたいことがたくさんあるので、まとめてからまた書こうと思います。
しばしお待ちあれ。

過去記事です。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
「白夜を行くセファリックその5の3」
「白夜を行くセファリックその6」
「白夜を行くセファリックその6の2」
「白夜を行くセファリックその7」
「白夜を行くセファリックその7の2」
「白夜を行くセファリックその8」
「白夜をいくセファリックその8の2」
「白夜を行くセファリックその8の3」
「白夜を行くセファリックその9」
「白夜を行くセファリックその9の2」
「白夜を行くセファリックその10」
「白夜を行くセファリックその10の2」
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2006年03月17日

白夜を行くセファリックその10の2

前回は、導入のつもりで書き始めた「答え合わせ」が長くなってしまいました。
今回こそは肝心の内容について書きたいと思います。

小生が今回の内容を見て思ったのは、来週で最終回なのに、イマイチ雪穂のキャラが固まってこないなということです。
まぁ、もっと平たく言えば、先々週から小生がしつこく言っている「それでも生きる目的」がやっぱり見えないのです。
亮司が栗原典子とデートしているときに雪穂が亮司にかけた電話の内容がそれを端的に示していました。
着実に太陽の下に戻りつつある雪穂の邪魔になるまいという亮司の強い思いが透けて見える一方で、雪穂は「あと2年。一緒に田舎に戻ろう」と言います。
ここに来て、亮司の姿勢はほぼ固まっていると言っていいでしょう。
栗原典子とのふれあいが影響しているのかもしれませんが、自分は雪穂にとって邪魔になっていると考え、自分がどう生きるかということはもう考えていないと思います。
すなわち亮司の「それでも生きる目的」とは、ひとえに雪穂の幸せだと言えるでしょう。
そのために片付けなければいけない残りのピースは2つ。
笹垣と亮司自身です。
亮司のこの姿勢は来週の最終回の結末にもうまくつながるだろうし、それで十分カタルシスは得られます。
冒頭での唐沢礼子の「そんなんでは救われんなぁ」という言葉を受けての独白も小生には十分納得できるものでした。

それとは対照的に、雪穂はキャラが固まるどころか迷走をしているとしか思えません。
先ほどの雪穂と亮司の電話での会話を聞く限りでは、この期に及んでも雪穂の「生きる目的」は「二人で太陽の下を歩くこと」のようです。
小生は声を大にして言いたい。
あなたはアフォですか!
現実的に考えれば、そんなの確実に無理でしょう。
あと2年なのは最初の殺人事件の時効だけです。
最初の殺人事件だって、亮司を容疑者と考えているのは笹垣だけです。
特に証拠もありません。
それでも2人は逃げ回っているのに、どうしてその後の事件については隠れる必要がないのでしょうか?
雪穂にとって最初の事件が特別なのは分かりますが、法は特別視してくれません。
まっ、そんなことはもちろん雪穂も分かってはいるでしょうが。
それを受け入れたくないことは分かります。
ただ、雪穂がこのままではラストシーンでの振る舞いとの整合性が取れないのではないかと思います。
今回までの雪穂の生きる目的は「太陽の下を一緒に歩くこと」です。
この姿勢と、初回の冒頭シーン、つまりこの物語のラストでの雪穂の振る舞いには大きく乖離があると言わざるを得ないでしょう。
「太陽の下を一緒に歩く」ことを目的に生きてきたのに、その相手がいなくなったとき「あなたは私の太陽だった」とか言って納得できるでしょうか?
あの雪穂の姿は少なくとも生きる目的を失った人間の姿には見えませんでした。
それに、「太陽の下を一緒に歩く」という目的の代替となるものが提示されないまま物語が終わってしまうと、見ているほうとしてはカタルシスが得られず、後味が悪いことこの上ありません。
もちろんこのあたりはうまく描いてくれるとは思っていますが。

何より、小生が雪穂について一番不満に思っているのはそのキャラクターにまったく魅力がなくなっていることです。
唐沢礼子の葬式のシーン。
原作では雪穂の「魔性」のようなものが感じられる恐ろしくも魅力的なエピソードです。
一方ドラマでは・・・。
「魔性」によって思わず雪穂に惹き付けられそうになるはずの篠塚和成が、逆に雪穂の話を聞き、救いの手を差し伸べるような展開になっています。
いつの間に関係が逆転して、雪穂が篠塚和成の救いの対象に成り下がってしまっているのでしょうか。
こんなの雪穂じゃありませんよ。

ドラマが始まった当初は、亮司のキャラクターについてぶーたれていた小生ですが、ここに来て亮司の株は急上昇です。
一方で雪穂の株は下がりっぱなし。
最近亮司には共感がもてるんですが、雪穂にはどうも・・・。
小生が男だからでしょうか。

亮司と雪穂についてはこんな感じです。
この二人についてはこのままでは小生納得できないので、来週最終回ですが、ぜひ描ききって欲しいです。
笹垣についても書きたいことがあるのですが、どうしましょう。
とりあえず今回はこれで終わりにして、元気があればそのうち書こうと思います。

過去記事です。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
「白夜を行くセファリックその5の3」
「白夜を行くセファリックその6」
「白夜を行くセファリックその6の2」
「白夜を行くセファリックその7」
「白夜を行くセファリックその7の2」
「白夜を行くセファリックその8」
「白夜をいくセファリックその8の2」
「白夜を行くセファリックその8の3」
「白夜を行くセファリックその9」
「白夜を行くセファリックその9の2」
「白夜を行くセファリックその10」
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2006年03月16日

白夜を行くセファリックその10

白夜行もとうとう第10話です。
最終回の1回前です。

このドラマでは、最終回のある程度の形はドラマ冒頭でのシーンによって示されているので、それに向かってどのようにまとめていくかというのに注目しながら小生は今回の成り行きを見ていたのですが・・・。

まぁ「・・・」の部分は追々語りましょう。
それ以前に、小生が先週の感想で「ここがどうなるかが気になる」と書いていた部分、具体的には「唐沢礼子の死の処理され方」と「亮司が栗原典子のところにもう一度戻るかどうか、戻ったとしたらそのときの栗原典子のリアクション」がどうなったかを見てみましょう。
まっ、宿題の答え合わせというやつです。
・・・・・・(答え合わせ中)。
答えあわせの結果ですが、はっきり言って提示された答えにはがっかりさせられました。
唐沢礼子の死は医療事故として処理されるわ、亮司は何のために栗原典子のところに戻ったのかわかんないわ、もう最悪です。
唐沢礼子の死には不審な点ばかりあるじゃないですか。
どうやったらあんなチューブがひとりでに抜けるんですか?
亮司が抜くとき思いっきり「スポン!」って音してましたよ。
あれがひとりでに抜けるような代物だったら、小生恐くて病院なんか行けません。
だいたい、何で病院側も隠すのでしょうか?
今のご時勢、医療ミスの疑いがある事故を隠蔽すれば、刑事的・社会的制裁はかなり大きなものでしょう。
しかも、あのチューブが抜けたことが死の原因であるなら、むしろ責任を問われるべきはあの機械を作った会社であり、病院ではありません。
まっ、重篤な患者さんをふつうの病室に置いておいて、常時看護していなかった監督不行き届きは否めませんが。
とにかく、あの機械は全国で使われているでしょうから、その使用に警鐘をならすという点でも、病院は医療事故を公表するのが当たり前です。
あんな風に隠すなんてありえないでしょう。
どう考えても、あの医者と雪穂が裏で密談して、秘密裏に病死として処理することに決めたとしか思えません。

亮司と栗原典子の関係も小生には納得できるものではありませんでした。
亮司が戻ってきたときの栗原典子のリアクションもちょっと許せませんでしたが、亮司が栗原典子のところに戻って来た理由がちゃんと示されていないのにも不満です。
まずは栗原典子のリアクションですが、何で青酸カリ持って行ったことについて何も問いたださないのでしょうか?
いくら表面上は量的な変化がないとは言え、亮司は数日間青酸カリを持ち歩いてどっかほっつき歩いていたのです。
むしろ量的な変化がない、つまり使っていないということは持ち歩く必要はなく、部屋に置いといて見るだけでいいはずです。
何で栗原典子はひと言も「何で持って行ったの?」と聞かないのでしょうか。
小生なら気になって気になって仕方ないでしょう。
しかも、もし亮司がそれを使っていたら、自分が彼に渡した薬品で人が死ぬことになるのです。
もしかしたら気になりすぎて恐くて聞けないのかもしれないですね。
それにしても、青酸カリの代わりに食塩なんか詰めてばれないんでしょうか?
薬剤師なら人目でバッチリ区別がつきそうな気がしますが・・・。

とまぁ、ここまでは言ってみれば前フリで、先週の答えあわせで一番重要なのは亮司が栗原典子のところに戻って来た理由です。
亮司にとってみれば、青酸カリの入手という当初の目的は一応達成されたわけで、その上で戻ってくるかどうかがポイントでした。
小生は、戻ってくるとしたらその理由として、
@まだ別の目的があり、そのために栗原典子に利用価値があるから
A栗原典子に対する個人的な感情
のどちらかだと思っていました。
というかこのどちらかしか考えられないでしょう。
で、小生としては原作のこともあり、先週篠塚和成が不穏な動きを見せていたので、@なのではないかと考えていました。
この予想、見事に外れました。
じゃあAなのかと言うとそれも微妙です。
亮司が栗原典子のところに行ってしたことを挙げてみると、
・青酸カリのビンの返却
・栗原典子の故郷へのデート
・自伝的小説のお話
・スキンシップ
・タバコを買いに行くと見せかけての蒸発
こんなところでしょうか。
これはもう、Aを支持していると言うしかない内容です。
亮司が栗原典子のところへ戻ったことで、二人の関係性は確実に深まったと思います。
ただ、その後が問題です。
亮司は関係性が深まった後に蒸発してしまうのです。
これはどう考えてもおかしいです。
どうせ栗原典子のもとを去るのであれば、青酸カリの入手という目的は達成したわけですから、戻ってこなければいいのです。
栗原典子のもとを去る、すなわち彼女との関係性を捨てるという前提で関係性を深めるということが小生には理解できません。
そんなことしたら関係性を捨てるのがつらくなるだけじゃないですか。
なぜにそんな関係性を捨てにくくさせることをするのでしょう。
亮司はもともと栗原典子との関係性を捨てるつもりではなかったけど、やむにやまれず捨てることにしたという見方もできなくはないですが、とてもそんな風には見えませんでした。
去り際に「騙される方が悪いんだよなぁ。」みたいなこと言ってましたし。
別の見方として、あのまま亮司が栗原典子のところに戻らなかったら、栗原典子が青酸カリが持っていかれたこと等から警察に連絡したりしたら困るからという見方もできます。
しかし、これも前回去るときに今回と同じような偽装をして瓶ごと持っていかなければいいわけですし、去っていく理由ももっともらしいものを作ればいいのです。
よってこの見方も却下。
もう手詰まりです。
とにかく、このままでは亮司が栗原典子のところに戻った理由は何か気持ち悪いです。
実は一つこの気持ち悪さのアクロバティックな解決法があります。
来週の最終回でもう一回亮司が栗原典子に会いに行けばいいのです。
こうなれば、今回深めた関係性が生かせますし、関係性を深めに戻ったことにも十分必然性が生まれます。
まっ、これは小生の考えなのでどうなるかは分かりませんが。

ほんの導入のつもりで先週の答え合わせなるものをやったのですが、いつの間にか大量の文章になっていました。
実は小生、明日提出しなければいけないレポートをまだ書いていないので、こんなことをしている暇ではないのです。
ということで、今回の記事はこれくらいで終わらせようと思います。
まだまだ書きたいことはたくさんあるので、小生の元気が続く限りいろいろ書こうと思います。
よければまた見に来てください。

過去の記事です。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
「白夜を行くセファリックその5の3」
「白夜を行くセファリックその6」
「白夜を行くセファリックその6の2」
「白夜を行くセファリックその7」
「白夜を行くセファリックその7の2」
「白夜を行くセファリックその8」
「白夜をいくセファリックその8の2」
「白夜を行くセファリックその8の3」
「白夜を行くセファリックその9」
「白夜を行くセファリックその9の2」
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2006年03月10日

耳をすませばセファリック

今週の金曜ロードショーは『耳をすませば』でしたね。
これまた何度見たかも分からないほどよく見た作品です。
小生、このような中学生的お話は好きなのです。

10年くらい前に見て以来、何度見てもいい作品です。
まさに青春映画の金字塔的作品でしょう。
あまりに中学生的で、時々見ていて恥ずかしくなりますが、それもまたいいところです。
最近の中学生もこれを見ていい話だなと思うのでしょうか。
それとも、何これ?みたいな感想を抱くのでしょうか。
ちょっと聞いてみたいですね。
まっ、世間は純愛ブームなのでウケはいいと思いますが。

見ていてふと思ったのですが、月島雫は今月号のダ・ヴィンチが言う「文化系女子」の典型ですね。
だからなんだと言うわけではなく、ただそう思っただけですが。

それはともかく、見ると中学生だった時代が懐かしくなります。
もっとあの頃にいろいろ可能性を試しておけばよかったと思います。
年を取るにつれて可能性がどんどん狭くなっていくのは悲しいことです。
まっ、まだ若いので今からでも全然遅くはないのですが。

最後に蛇足ですが、読書量について。
月島雫は中三の夏休みに20冊本を読むと言っていましたが、小生は中三の夏休みに42冊読みましたよ。
1日1冊です。
勝った!

B00005R5J9耳をすませば
本名陽子 高橋一生 露口茂
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2002-05-24



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白夜を行くセファリックその9の2

白夜行第9話の感想第2弾です。
前回は第9話というより、全体としての感想みたいになっていました。
今回は第9話の亮司と雪穂について書きたい思います。

第9話では、雪穂については前回離婚してからあまり変化なしという感じですね。
一方亮司は栗原典子に近づいたりで大きく動いた回だと言えるでしょう。

という事で、まずは亮司について書きます。
栗原典子に近づいた亮司ですが、初めに会った時とその後の印象が違いすぎではないでしょうか。
最初は、倒れてたのに「酒をくれ」とか言ってやくざな雰囲気丸出しですが、その後は穏やかそうな感じで結構普通です。
ただ、何考えてるかわからない雰囲気は出ていたので、そこはよかったと思います。
しかし、栗原典子がやけ食いしているのを見てひどく狼狽しているのにはちょっと笑えました。
「あんたも自棄飲みしてゴミ捨て場で倒れてて、まだ酒をくれとか言ってたじゃないですか」とツッコんでしまったのは小生だけではないでしょう。
とにかく、亮司は最初とその後で印象が違いすぎます。
その後をもっとやくざな感じにするか、最初の出会いをもっと穏やかなものに変えてもよかったと思います。

さて、そんな亮司と栗原典子の出会いですが、亮司が栗原典子に近づいた目的は何なのでしょか?
原作では2つあったと思います。
1つはドラマでもあったように青酸カリ。
もう1つは、ネタバレになるのでやめましょう。
とにかく、ドラマ版では2つのうち1つしか達成されていないうちに亮司が栗原典子の前から消えてしまったのです。
これはどうなんでしょう。
亮司が栗原典子に近づいた目的は、もう1つの方がかなり大きいと小生は思うのです。
青酸カリだけなら、硫酸を手に入れたように匿名的に手に入れることができると思うのです。
そこで栗原典子に近づく必然性はありません。
むしろ、そこに個人的つながりができるわけですから、青酸カリを手に入れるためだけが目的ならあまりにリスキーです。
究極的には、栗原典子が警察に通報すればおじゃんです。
と言うことは、別の目的のため亮司はまた栗原典子のところに戻ってくるのでしょうか。
あと、目的うんぬんだけでなく、亮司が栗原典子のことをどう考えているのかも気になります。
亮司は自分のことを栗原典子にしゃべりすぎです。
あたかも自分が罪人であるか(実際罪人なのですが)のようにいろいろしゃべります。
栗原典子がふつうの人だったら、絶対警戒しますよ。
栗原典子も罪の意識を抱えていてなんとなくうやむやになってますが、とにかく亮司はしゃべりすぎです。
これは亮司が栗原典子に惹かれているということなのでしょうか。
自分と同種のにおいがする相手に救われたがっているような気がしなくもありません。
このあたりも来週帰ってくるかどうかで描かれるとよいのですが。
とにかく、このままではかなり不完全燃焼ですから、来週どうなるか期待しましょう。

雪穂は今回は特に感想がありません。
と言うか、雪穂を見ているといい加減イライラします。
出し惜しみもいいですけど、そろそろ雪穂の生きる目的を明確な形で提示してくださいよとお願いしたくなります。
今回も、結局雪穂が何のために生きているのかを読み取ることはできませんでした。
唐沢礼子と結構からむ場面があって、これはくるかなと思ったのですが、イマイチ分かりませんでした。
病院での「二人だから」と言う言葉からは、「二人で太陽の下を歩く」という目的が連想されるのですが、前にも書いたようにこの目的は生きる理由とはなりえません。
なり得ないことはないですが、小生には到底納得できません。
と言うことで、雪穂については進歩なしなので特に書くことはありません。
来週あたり、雪穂についても大きく動いて欲しいなと思う小生でした。

白夜行第9話の感想はこんなものでしょうか。
書き残したことは特にないので今週はこれでおしまいだと思います。
読んでくれてありがとうございました。
来週またお会いしましょう。

過去記事です。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
「白夜を行くセファリックその5の3」
「白夜を行くセファリックその6」
「白夜を行くセファリックその6の2」
「白夜を行くセファリックその7」
「白夜を行くセファリックその7の2」
「白夜を行くセファリックその8」
「白夜をいくセファリックその8の2」
「白夜を行くセファリックその8の3」
「白夜を行くセファリックその9」
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2006年03月09日

白夜を行くセファリックその9

白夜行第9話の感想です。
小生、最近忙しくて疲れ気味なので今週は縮小バージョンでお送りする予定です。
あくまで予定、書き始めたらまたいつものように拡大バージョンになるかもしれませんが。

今週は話が大きく動きましたね。
とは言っても劇中の人たちの中でですが。
亮司の父親殺しの動機や、唐沢家のサボテンの下の死体。
見ている人は全部とっくの昔に知っていることなのでまったく驚きません。
これがこのドラマのもったいないところで、原作なら雪穂や亮司が何をしているかは分かるけどその根底にあるものはなかなか見えてこないので、事件を追う笹垣たちと視点を共有できるのですが、ドラマでは視聴者はそれらの情報をすでに与えられてしまっているので、やっと笹垣が真相にたどり着いても、笹垣たちの感覚を共有できなくなっています。
つまりミステリー的な楽しみ方をすることができないわけです。
「白夜行」がミステリーだけの作品だとは言いませんが、やはりその魅力の多くをミステリー的要素に頼っていると思うので残念です。
細かな伏線なんかもかなり省かれてますし、ホントにもったいないです。

とは言え、これはある意味仕方ありません。
というのも、このドラマは亮司と雪穂の視点で描かれているからです。
この2人を主人公にすると、視聴者はこの2人の体験を追体験するわけで、そこにミステリー的要素が入り込む隙はほとんどありません。
つまり、原作では追う側の視点で物語を追って行くのに対して、ドラマでは終われる側の視点で物語を追っていくのです。
こう考えると、ドラマで笹垣が必要以上に悪い印象で描かれているのもうなずけます。
今回の川島江利子から話を聞く場面でも、くさい演技でいやらしさ全開でしたし、執念深さというか、性格の悪さというかが強調されすぎです。
笹垣が真相にたどり着いても、「やっと真相にたどり着いた。ばんざーい」ではなくて、「くそ、笹垣が追ってきやがった」と思うわけです。
ドラマでは、笹垣は言ってみれば敵役なわけで、自然と印象は悪くなっちゃいますね。
敵役がいい人だと、やっつけなきゃいけなくなったときに後味が悪くなります。
そういう意味では、唐沢礼子が真実を知ってしまったのはどうなのでしょう。
ドラマでは笹垣といい、唐沢礼子といい、篠塚といい、みんな妙に鋭すぎてびっくりします。
まぁ、唐沢礼子は庭で死体を見つけたわけだから鋭いわけではないかもしれませんが。
それにしても、雪穂はなぜ庭に死体を隠したのでしょうか?
そんな簡単に見つかるようなところに隠すのなら、深い山に深い穴を掘って埋める方がまだマシです。
まっ、それはいいとして敵役の話です。
真相を知って雪穂に自首を勧めた唐沢礼子はこの瞬間、敵役になったのです。
その前の場面で笹垣が言っていた「真相を知った人は殺される」の方程式どおり、雪穂は唐沢礼子を殺そうとします。
結局は亮司がやってきて代わりにやってくれるわけですが。
このシーンはちょっと感動的でしたね。
まっ、このドラマはなんだかんだあっても毎回ラストシーンは感動的ですが。
それはともかく、小生にはここで雪穂が唐沢礼子を殺そうとする理由が分かりません。
言ってみれば「真相を知ってしまったから」だけで十分なわけですが、どうもしっくり来ないのです。
直前には、自分が離婚した事を心配して会いに来てくれていたし、いろいろ話して雪穂感動していたじゃないですか。
そんな唐沢礼子をあっさり殺そうとするのはちょっと非情過ぎるような気がします。
つまり、いい敵役をやっつけると後味が悪いのです。
とは言え、原作では「邪魔になりそうだから」くらいの理由で殺したみたいですし、もっと非情ですが。
とは言え、原作では唐沢礼子は真相を何一つ知りませんし、死体見て倒れたわけではないですし、言ってみればメインキャラクターではなく、その他大勢のうちの1人なわけで、後味の悪さはほとんどなかったと思います。
いっそのこと、意識が戻る前に殺してしまった方が後味は悪くなかったかもしれません。

あと、細かいことなのですが、この殺し方にはちょっと無理があると思います。
唐沢礼子は意識も結構しっかりしてましたし、人工呼吸器につながれていたわけではないと思うので、ちょっと細工したくらいですぐ亡くなるような容態だったとはとても思えないのです。
まっ、百歩譲って細工で唐沢礼子を殺すことができても、明らかにこれは不自然な死に方です。
自然死として処理されることはまずないと思います。
アラーム音を消すなどの細工の記録も残るにちがいありません。
司法解剖なんかがされて死因が究明されるでしょうし、警察も捜査をするでしょう。
普通そんなリスクの高い殺し方するでしょうか。
いくら電話しているのを目撃されているとは言え、雪穂の身辺も探られるでしょうし、探られると痛いことはいっぱいあります。
唐沢礼子は生かしておいても当分は何もしゃべらないでしょうし、もう少し冷静に考えてどう動くかを決めるべきだったでしょう。

とまぁ、いろいろなことを適当に書いていたらまた長くなってしまいました。
まだ、書きたいことはあるので、第2弾も書くでしょう。
小生の元気次第ですが。
いつものように過去記事のリンクを載せておきます。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
「白夜を行くセファリックその5の3」
「白夜を行くセファリックその6」
「白夜を行くセファリックその6の2」
「白夜を行くセファリックその7」
「白夜を行くセファリックその7の2」
「白夜を行くセファリックその8」
「白夜をいくセファリックその8の2」
「白夜を行くセファリックその8の3」
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2006年03月04日

白夜を行くセファリックその8の3

前回と前々回の記事でだいたい書きたいことは書いてしまい、あまりモチベーションが無い状態ですが、書くと言いながら結局書かなかった先週の罪悪感から、白夜行第8話の記事第3弾を書きましょう。

今回の記事は脇役についてです。
脇役といっても、笹垣と篠塚和成についてですが。

先週の放送で笹垣はとうとう警察を辞めて探偵さんになってしまいました。
原作では間にワンクッションを置いて探偵もどきになりましたが、ドラマでは定年を待たずして警察を辞めちゃいましたね。
時間の制約があるドラマではこれは妥当だと言えるでしょう。
しかし、小生には笹垣が警察を辞めるまでに至った理由があまりうまくつかめません。
亮司と雪穂の事件が笹垣にとってどうしても解決したい事件だと言うことは分かります。
ただ、なぜ警察にいてはダメなのかが小生には分かりません。
確かに、警察にいれば上層部の意向を汲みながら動かなければならず、制約が大きいかもしれません。
実際笹垣はいろいろ文句言われていたみたいですし。
とは言っても、笹垣はその中でも好き放題な事してましたし、それなりにちゃんと仕事してたら多少のことは見逃してくれるでしょう。
さらに言えば、警察には権限があります。
警察手帳があるのとないのでは大きな違いです。
笹垣はよく雪穂のことをストーカーちっくに見張ってましたが、あれだって警察の身分があれば「捜査の一環」とでも言えば適当にごまかせますが、一般の市民に戻ってしまうとそれこそストーカーとして警察に捕まっちゃいますよ。
一番大きいのは、真相にたどり着いた後にどうするかです。
原作では、笹垣は警察を定年で退職しましたし、古賀という大きなパイプを警察に残していました。
それによって、いざと言うときには警察を動かすことができました。
一方ドラマ版では、笹垣は辞表を出して警察を辞め、古賀さんはかわいそうに松浦に殺されちゃいました。
警察とのパイプはまったくなしです。
なんの権限もない笹垣一人でどうやって二人を追い詰めていくというのでしょう。
聞き込み等で真相にたどり着くまではいいとして、問題はその後です。
二人を捕まえるにしても笹垣には権限ありませんし、捕まえて警察に連れて行っても相手にしてくれるとは思えません。
笹垣にできることといえば、亮司を見つけることくらいですね。
で、見つけてどうするの?というのが小生の疑問です。
警察じゃなくなった笹垣に見つかったところで、亮司と雪穂にとっては大した問題ではないでしょう。
最終的には笹垣を殺してしまえばいいわけです。
それなのに、どうやってあのラストシーンにたどり着くのか小生にはちょっと謎です。

まぁ、実は笹垣は一人ではなく、今週の放送で篠塚も仲間になったようですが、そこらへんが関係するのかもしれません。
笹垣と篠塚がこれからどのように連携して亮司と雪穂を追い詰めていくのかが一つポイントになるでしょう。
それにしても、笹垣には仲間が少なすぎます。

今週は少しトーンダウンしていた笹垣ですが、来週はとうとう事件の核心に迫るようです。
そこからどういう動きを見せるのか、追う側からも目が離せません。

とまぁ、そんな感じで白夜行第8話の感想も終わりです。
長々とありがとうございました。

過去記事です。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
「白夜を行くセファリックその5の3」
「白夜を行くセファリックその6」
「白夜を行くセファリックその6の2」
「白夜を行くセファリックその7」
「白夜を行くセファリックその7の2」
「白夜を行くセファリックその8」
「白夜をいくセファリックその8の2」
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2006年03月03日

白夜を行くセファリックその8の2

白夜行第8話の感想第2弾です。
前回は亮司について書いたので、今回は雪穂について書きましょう。

第8話は雪穂の離婚がメインでした。
この離婚のエピソードですが、ほぼ原作に忠実でした。
微妙にはしょられた重要なエピソードもありますが、それはまあ仕方ないでしょう。
原作では高宮が雪穂を殴ったのかどうかはっきりとは描かれていませんでしたが、ドラマではバッチリ亮司が参上してましたね。
睡眠薬を飲まされた高宮はともかく、共同経営者の人が起きてきたらどうするつもりだったんでしょう。
とは言え、この描き方は妥当と言っていいでしょう。

原作にない要素と言えば、高宮が意外に離婚を引っ張ったことですね。
原作ではいいように雪穂にあしらわれて、簡単にポイ捨てされてしまった高宮ですが、ドラマでは雪穂の嫌がらせにもある程度の抵抗を見せ、情けないなりにも根性を見せました。
ゴルフ教室にも通わないと言い出したり、三沢千都留に会っても雪穂のことを相談してるし、ホントに前回ホテルでしょぼくれていた高宮さんですか?と聞きたくなりました。
高宮が三沢千都留に半泣きで「僕、もうだめですぅ〜」みたいな事を言っていた場面では、思わず失笑してしまいましたが、がんばっていたので高宮に拍手!
それはともかく、何回か前にほんのちょっとだけ出てきた中絶のエピソードなんかも再利用しながら、いろいろな手で結局雪穂は離婚に持っていくわけです。
わざわざ不妊治療の本まで持ち出して、白々しさがよかったです。
ただ、亮司が三沢千都留をストーキングして、三沢千都留と高宮を接近させたのは少しいただけませんでした。
三沢千都留がストーキングされたからといって、高宮に相談するとは限らないし、むしろ小生に言わせれば、いくらなんでも既婚の男性にそんなこと頼むなよとツッコミたくなります。
他に頼む人いなかったんでしょうか?
まぁ亮司は、高宮のほかに頼む人がいないことを調べた上でストーキング作戦に出たのかもしれませんが。
三沢千都留は高宮の傘まだ持ってましたね。
先週のタクシーのエピソードが一応今週のフリになっていたので、あのタクシーのエピソードもまんざら捨てたもんじゃなかったですね。

さて、そんなにいろいろ小細工を弄してまで高宮に離婚を引っ張らせた目的は何なのでしょうか?
これは、離婚した後に高宮が篠塚に言った言葉に象徴されているような気がします。
どんな言葉だったか詳しくは覚えていませんが、簡単に言うと「お金に異常に執着する雪穂を哀れに思った」ということです。
つまり、原作では雪穂は洗練化された手法でそれとなく離婚への布石をしていくのですが、
ドラマではなかなか離婚をしようとしない高宮に対してあからさまにいろいろ策を弄してどうしても離婚しようとするのです。
真っ正直な高宮でさえ気づいてしまうほどのあからさまさで離婚を迫ります。
これは、高宮との結婚を「売春」だと言い切る、ドラマでの雪穂の性格をバッチリ表すエピソードとしてとてもうまく描かれていると思いました。

このあたりは、小生が先週の感想でいろいろ書いた雪穂と亮司の「生きる目的」に大いに関係してくると思います。
亮司の生きる目的はもうほとんどないでしょう。
雪穂がごく真っ当に幸せになってくれたらそれでいいんじゃないでしょうか。
今週の放送では「いつ死んでもいいと思ったんだ」という独白が何度となく聞かれました。
一方、雪穂の生きる目的は複雑です。
高宮から取れるだけとって、「やっぱ結局はカネか?」と思わせといて、亮司には「一緒に太陽の下を歩く」とかまた言っています。
亮司が言うように、再び太陽の下を歩くことが二人には可能なのでしょうか?
はっきりいって不可能です。
笹垣がいなくなれば可能なような気もしますが、篠塚だっているわけだし、二人で一緒に生活するとなると、亮司がもうすでに死んだ人で、別の名前を使って生きていることは大きなネックです。
結局、二人で一緒に暮らすとなると、二人は今の生活を捨てて、社会の隅っこでひっそりと暮らすしかないでしょう。
そこに本物の太陽はありません。
まっ、そんなことを言うまでもなく、先週書いたように亮司の運命は第1話で決まっちゃってるわけで、二人で太陽の下を歩くのは無理です。
じゃあどうするの?って感じですね。
このあたりの小生の考えは「白夜を行くセファリックその7の2」を参照してください。
じゃあ結局おかねなのかなー、でもそれじゃあ味気なさ過ぎだよなーと思ったり思わなかったりの小生です。
このあたりは来週以降もっと掘り下げて行って欲しいところです。

最後は、離婚問題とは直接は関係ないですが、雪穂関係と言うことで、株について書きます。
小生は雪穂がいきなりブティックを始めちゃったので、株のエピソードは割愛されたのかと思いながら、先週から今週の前半を見ていたのですが、最後に出てきましたね。
最近話題のインサイダー取引というやつですな。
そのうち風説の流布とかいうキーワードも出てくるかもしれません。
まっ、冗談はともかく、株についてです。
わざわざ株エピソードを離婚後に持ってくることは意味があるのでしょうか?
実は大有りですね。
むしろこれは、雪穂と高宮の結婚に関する問題で、雪穂が高宮と結婚した目的がただ「カネ」にあるのであれば、別に雪穂は高宮と結婚しないで、株をやって儲ければいいわけです。
つまり、離婚前に株で儲けちゃうと、何のために結婚したの?って話になっちゃうわけです。
まっ、小生に言わせれば、離婚した後でも、カネだけが目的なら結婚なんかしなくてもいくらでも儲ける方法はあるし、結婚するにしても高宮よりもっとカネを持ってる男はいっぱいいるぞよという話なのですが。
そんな感じで、とにかくお金だけが目的ではうまく高宮との結婚は説明できません。
と、なぜか株の話をしていたはずなのに、いつの間にか雪穂の生きる目的の話にすり替わってしまいました。
小生、よほどこの話題が好きなのでしょうか。

結局株について何が言いたかったかというと、離婚後に持ってくるなら、いっそのこと割愛しちゃった方がすっきりするんじゃないかと言うことです。
「きれいなお金にする」とか何とか亮司が言っていましたが、結婚詐欺は汚いお金で、インサイダー取引はきれいなお金なのでしょうか。
まったく持って意味が分かりません。

とまぁ、最後の方は自分でも何を書いているのかイマイチよくわからなくなってしまいましたが、とりあえず第8話の感想記事第2弾はこれにて終了です。
だいたい書きたいことは書いてしまいましたが、まだ微妙に些末な感想が残っているので第3弾記事を書こうとは思っています。
ただ、前科があるのであまり期待しないほうがいいかもしれません。
いやいや、今週こそはきっと書きます。
期待してください。

と言うことで、過去記事です。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
「白夜を行くセファリックその5の3」
「白夜を行くセファリックその6」
「白夜を行くセファリックその6の2」
「白夜を行くセファリックその7」
「白夜を行くセファリックその7の2」
「白夜を行くセファリックその8」
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2006年03月02日

白夜を行くセファリックその8

白夜行第8話の感想です。

前回、第7話の感想第3弾を書くとか言っておきながらまったく書く気配のない小生ですが、そこで書こうと思った内容も含めながら今回の感想を書こうと思います。

今回は雪穂の離婚がメインでしたね。
基本的には原作に忠実でしたが、ところどころにアレンジが加えられていてなかなか熱い展開だったと思います。
ただ、今回は原作うんぬんと言うより以前に、ドラマとしてツッコミどころが多すぎだったような気がします。
と言うことで、まずは軽くいろいろ疑問に思ったところ挙げていきます。

まず、亮司についてです。
「秋吉」となって、メモリックスに入社したのはまあいいでしょう。
社長がホリえもんみたいな人だったら、多少怪しくても雇ってくれるでしょう。
ただこの会社、ちょっとまとも過ぎる会社だと思います。
亮司は三沢千都留のことをストーキングしたり、いろいろ裏の仕事もしているのに、ふつうに会社に出勤して働けるんでしょうか?
亮司みたいなことをしてたら、丸1日会社を休まなくてはいけないことなんてざらでしょう。
メモリックスは余りにもまともすぎて、そんなことを許してくれそうにありません。
小生は、もっと怪しそうな雰囲気の、実体があるかないかぐらいの微妙な会社だと想像していたのですが。
まぁ、社長との契約で大丈夫なようになってるのかもしれませんが。

突っ込みどころその2は、亮司を尾行している人たちのことです。
どうやら探偵さんみたいですが、あんなにバレバレの尾行を探偵さんがしていいのでしょうか?
あれじゃ、まるで素人さんですよ。
探偵失格です。
もしかしたら、わざと尾行に気づかせることでプレッシャーをかけているのかもしれませんが、そうする意味はまったく分かりません。
しかも、イマイチよくわからない亮司の作戦に乗ってごまかされてますし。
あの作戦はいくらなんでも無理があるでしょう。
亮司と東西電装のミッシングリンクとして高宮と三沢千都留を用意して、疑惑の目を亮司からそらす作戦ですが、意味が分かりません。
確かに、亮司についていた探偵たちは見るからにアホそうなので、亮司と東西電装の関係が、「亮司⇔雪穂⇔高宮⇔東西電装」ではなく、「亮司⇔三沢千都留&高宮⇔東西電装」であると言うところまではごまかせるかもしれません。
これでさえ、根拠は三沢千都留と高宮が会っていたところを亮司がストーキングしていた場面を1回見ただけなので、探偵さんたちは不必要な想像力を働かせすぎです。
ただ百歩譲ってこの公式を認めたとしても、メモリックスにソフトを持ち込んだのは亮司なのですから、この公式で一番大切なのは、「三沢千都留&高宮⇔東西電装」ではなく、「亮司⇔三沢千都留&高宮」であるはずです。
それなのに、肝心の亮司からすぐに尾行が外れるのはなぜなのでしょうか?
亮司と三沢千都留もしくは高宮が直接会って接触する場面を押さえたいはずなのに、亮司から尾行をはずすのはかなり不可解です。

あと、この作戦を立てた亮司の心理も小生には不可解です。
「亮司⇔三沢千都留&高宮⇔東西電装」の公式は確かにウソですが、一部に重大な要素を含んでいます。
そう、高宮です。
高宮は本物の公式の中でもミッシングリンクの一つです。
つまり、ウソの公式の三沢千都留を雪穂に変えたらそれで本物の公式の出来上がりです。
雪穂と亮司は実際何度か接触しているので、その場面を見られでもしたらたちまちうそがばれて、さらに本物の公式までばれてしまいます。
これは危険です。
亮司が何もアクションを起こさなければ、「高宮⇔東西電装」の関係はほぼばれないと言っていいと思うので、わざわざウソの公式を作らなくても、早いとこ尾行が終わるまでじっと耐えてればいいだけです。
ウソの公式を作ると言うことは、相手に高宮というヒントを与えることになるので、亮司にとっては逆効果だと小生は思います。
相手が、アホな探偵たちだったからよかったものを、これは結構危ない綱渡りだったと思いますよ。

アホな探偵つながりですが、亮司が三沢千都留のストーキングをしていたときはアホな探偵さんたちは何をやっていたんでしょうか?
あの日ちゃんと尾行していれば、亮司と三沢千都留の関係が思っているようなものではないと言うことが分かったでしょうに。
どうせ、亮司にまかれたのでしょう。
肝心なときにちゃんと役割を果たせない、本当にダメな探偵さんたちです。

この部分は原作になく、ドラマを盛り上げようと言う試みだと思います。
確かにコンセプトとしては面白いと思うのですが、ちょっとつくりが雑だったのが残念です。
もっと、細やかなつくりでやってくれたらよかったのにともったいなく思います。

なんか、亮司のことでたくさん書きすぎてしまいました。
あまり長くなりすぎると読む気が失せるので、その1はこれくらいで終わりにしましょう。
その2は雪穂の離婚について書く予定です。
ちゃんと書きますので、読みたい人は待っていてください。
今度はウソじゃないっす。

恒例の過去記事です。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
「白夜を行くセファリックその5の3」
「白夜を行くセファリックその6」
「白夜を行くセファリックその6の2」
「白夜を行くセファリックその7」
「白夜を行くセファリックその7の2」
posted by Aorta at 23:04| Comment(0) | TrackBack(4) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月24日

白夜を行くセファリックその7の2

白夜行記事第2部です。

前回の冒頭で「今回はライトな感じで行きます」と書いたのにぜんぜんライトじゃないじゃないかとツッコミをいただきそうですが、そんなことは気にせずにどんどん書きますよー。

今回で一番小生が気になったのは、ずばり「二人の生きる目的」です。
実はこれ、前回からとても気になっていました。
亮司と雪穂がなぜこれほどまでに罪を重ねながら生きるのか。
『白夜行』自体の大きなテーマの1つと言ってもいいでしょう。
原作では、二人の心情はまったく描かれていないので、もちろんこの問いに対する明確な答えは提示されていません。
しかし、ドラマ版では二人の心情描写がメインなのでこの問いに対して何らかの答えが必要になります。
ドラマの序盤では雪穂がしきりに「二人で太陽の下を歩くため」みたいなことを言っていました。
確かにこれは罪を重ねる理由としては分かりやすく明快です。
罪を重ねることによってさらに追われることになるので、二人で太陽の下をおおっぴらに歩くことはできないでしょうが、二人で一緒に手を取り合って生きていくことはできます。
しかし、中盤以降二人の関係は大きく変化していきました。
一つ目は、亮司が法律上の死を選んだこと。
これによって亮司は死んだことになるので、何があっても桐原亮司としてもうおおっぴらに太陽の下を歩くのは無理です。
二つ目は、雪穂が篠塚和成に恋をしたこと。
恋(執着?)は微妙な感じで終わったのか、まだくすぶっているのか分からない状況ですが、これは亮司と雪穂の関係に大きな影響を与えました。
この辺りから二人の思いのすれ違いはどんどん大きくなっていきます。
先週でそのすれ違いは一応の決着を迎えたものの、二人が共に歩んでいく目的としての「二人で太陽の下を歩くため」というロジックは使用不可能な状況になりました。
じゃあ、それに代わる目的はなんなのか?というのが先週から小生が気になっているところです。
今週は、それに対する答えが一応二人の言葉で提示されていました。
しかし、はっきり言って小生は二人の言葉をうまく消化できませんでした。
亮司は言います。
「多くの人を不幸にしてきた自分にとって、たった一人の人間でも幸せにできることが免罪符になるんだ」
他の人がどう思うかは分かりませんが、亮司がそう思っているならこれはいいと思います。
小生の中では亮司は免罪符なんかくそくらえだと思っている人間なのですが、それはこの際おいておきます。
亮司は自分の免罪符がより強いものになるように雪穂にはめいっぱい幸せになって欲しいと言います。
まぁ、これはいいでしょう。
見上げた男です。
一方問題なのは雪穂です。
結婚早々離婚だ何だと口にします。
そんな雪穂に対して亮司は「いい加減ふつうの幸せになってくれ」みたいなことを言います。
そりゃそうです。
雪穂がふつうの幸せを手にすること、それが亮司の免罪符なんですから。
しかし雪穂は「自分も亮司と同じだ」と言います。
つまり「亮司が光の世界に戻って幸せになることが自分の免罪符だ」と。
それに対して亮司は「それは茨の道だ。雪穂もすべてを失うかもしれないよ」と言います。
雪穂は「もともと亮司意外に何もないからぜんぜんオッケー」みたいなことを言います。
うん、お互いのことを思い合うすばらしい愛情です。
小生、感動で泣けてきます。
しかし、冷静に考えてみると、これは間違いなく足の引っ張り合いです。
お互いが相手を幸せにしようとしてお互い不幸になっています。
亮司は今までずっと雪穂のために犠牲になってきたからまあいいとして、雪穂が犠牲になっても亮司はイマイチ光の世界に戻れていないと思います。
今回は雪穂が高宮と結婚して、亮司に高宮の会社の情報をリークすることによって亮司は会社に就職しています。
一見真っ当な生活に戻ったようですが、真っ当なはずがありません。
身分・経歴の不詳な人物が、これまた出所の不詳なデータを持ってくるのです。
かなりリスキーな取引です。
まともな会社が取り合うはずがありません。
その取引に応じて、亮司を「秋吉主任」として迎える会社に就職したからって、どこが光の世界でしょう。
闇のにおいプンプンじゃないですか。
それに加えて、第1話の冒頭のシーンでの亮司の末路を思い出せば、亮司がどこの世界を歩き続けたかなんて考えるまでもなく自明です。
そんなことをつらつら考えてみると、雪穂が自分を犠牲にして亮司を「おかえり」と迎えることは、決して亮司の幸せではありません。
ドラマでは亮司はうれしそうにしていましたが、亮司はそんなことで喜んではいけないのです。
原作では雪穂が亮司のために犠牲になったことは一度もないと思います。
厳密に言うと、雪穂が亮司のためにしたことはたくさんあります。
しかし、それは亮司の行動を通して確実に雪穂に還元されています。
つまり、雪穂は亮司のためだけに犠牲になることはないのです。
雪穂は究極的には自分のためだけに自分を犠牲にするのです。
そして、亮司はそのことがよくわかっています。
だからこの二人は魅力的なんですよ。

何が亮司を雪穂に対してそこまで惹き付けるのか。
自分の父親が雪穂に対してしたことに対する負い目か、ただ単に雪穂にどうしようもなく惚れているだけなのか。
もしかしたら、原作でも読者に見えないところで雪穂の亮司に対する還元があったのかもしれません。
ただ、あったとしてもドラマのように生易しいものではないでしょう。
少なくとも小生の中ではそんなに単純ではありません。

最後に、これからについて少し語りましょう。
さっき書いたように、亮司が光の世界に戻ることは土台無理です。
つまり、今の時点の雪穂の生きる目的と言うのは達成されないわけです。
それではカタルシスを得ることができません。
どこかで方針転換が必要でしょう。
その方針転換の機転となるのが、雪穂が少しずつ見せ始めているお金への執着です。
雪穂は高宮と結婚する理由としてお金を挙げました。
これは高宮のID/パスワードと違って自分のためか亮司のためか分かりません。
そして、今度はブティックを作ろうと言う話を持ち上げています。
お金・地位・名誉と言ったキーワードが出始めています。
ここでは、それを足がかりに、上でも書いたように雪穂には亮司の犠牲の上に成り立つ自分自身の幸せを求めて欲しいと思います。
これならば、ラストシーンの亮司の末路も雪穂のための犠牲と言うことで十分カタルシスが得られます。
いつまでも雪穂が亮司の幸せみたいなものを引きずっていると、亮司の人生は何だったの?みたいな話になってしまいそうです。
ここは気持ちよく亮司を成仏させてあげましょう。

二人の生きる目的について長々と熱く語ってしまいました。
小生の考えに賛成してくれとは言いません。
もしちょっとでも理解してくれるならそれだけでも十分ありがたいことです。
ただ、賛成も理解もできなくても二人が生きる目的について自分なりに考ええてみるきっかけになれれば小生は満足です。

こんなにたくさん書いておいて、実はもうちょっと別の話題について書きたいことがあったりします。
もしかしたら第3部に続くかもしれません。
読みたい人はちょっとだけ楽しみにしておいてください。

恒例の過去記事です。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
「白夜を行くセファリックその5の3」
「白夜を行くセファリックその6」
「白夜を行くセファリックその6の2」
「白夜を行くセファリックその7」
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2006年02月23日

白夜を行くセファリックその7

毎週恒例、白夜行第7話の感想です。

明日から数日間大学が休みなので、今回は実家に帰って白夜行を見ました。
実家と言うことで、兄貴やオカンがいらないツッコミをいれながら見ていたのでイマイチじっくり見ることができず、今回は余り詳しい感想を書くことができません。
すいません。
と言うわけで、今回はいつもとは違ってライトな感じで行きます。

今回は、はっきり言って見ていて非常に残念な回でした。
というのも、原作でとてもよく張られていた伏線がことごとくと言っていいほど無視されていたからです。
雪穂の妊娠検査の話もほぼワンシーンで、あれだけ見ても雪穂が本当に妊娠していたのか、それともウソなのかはわかりません。
三沢千都留と高宮のエピソードも、高宮や千都留の心情がほとんど描かれることなく、駆け足で取ってつけたような感じで描かれているので、原作読んでない人には何のことかわかんなかったんじゃないでしょうか?
もっと丁寧に二人の心情、特に千都留の心情の方ですが、を描いて、見ている人に感情移入しやすくしたほうがよかったんじゃないかと思いました。

亮司と千都留が出会うホテルでの場面も、亮司が実際に何をしているかを描いてしまうと、何か妙に説明的で、原作でその場面を読んだときのゾクゾク感というか、緊張感というかが感じられませんでした。
あと、亮司の手際も悪すぎです。
一回ホテルのロビーに入っちゃったら、もう終わりじゃないですか。
ロビーの中で警察手帳見せてあーだこーだ言うわけにはいけないでしょう。
そんなの目立ちすぎますよ。
傘を忘れて戻ってきてくれたからいいようなものを、まったく何考えてるんでしょう。
雪穂に電話かけてる場合じゃないですよ、ホントに。
いい加減スマートに悪事をこなせる人間になって欲しいものです。
しかも不必要に笹垣が出てきたりして、別の意味でゾクゾクしちゃいましたよ。
あそこで笹垣を出す必要はまったくないと思います。
むしろ邪魔です。
しかも、あそこで笹垣と篠塚を会わせるのはどう考えても無理があると思います。

普通、ホテルのロビーで、怪しい風体をしたおっちゃんが「あの人、唐沢雪穂と結婚する人ですか?」とか聞いてきたら、誰だって警戒しますよ。
少なくとも「あんた誰?」とか聞くでしょう。
それを篠塚は「ええ、そうですけど」とか無警戒に言ってしまって、あんたホントにそれでも大製薬会社の御曹司ですか?って感じですよ。
時間の関係で押しているのは分かりますけど、ここで偶然に笹垣と篠塚が会ってしまうのは早すぎます。
笹垣は「偶然」に助けられすぎです。
笹垣はもっと優秀な刑事のはずです。
自分で篠塚にたどり着くのがやはり筋でしょう。
そして、篠塚もやはりもっと優秀な人間です。
人に何か言われたからではなく、自分の直感で雪穂の怪しさに気づき、その感覚を共に抱く笹垣と必然的に出会うというのがやはり筋だと思います。
小生が思うに、ドラマの篠塚はちょっと軽すぎです。
性格だけでなく、頭の中身も軽そうな感じがします。
小生の中では、篠塚はインテリっぽくない気さくさを持ちながらも、内面では思慮深い知的で賢いナイスガイです。
ドラマでは内面の賢さがまったく感じられません。
とまぁ、ここら辺は小生の勝手な思い込みなので軽くスルーしましょう。

いい加減長くなってきたので、いったん筆を置いて、小生は風呂に入ってきます。
ヒサビサに実家の大きめの風呂です。
堪能してきます。
その間に第2部の構成を考えます。
またまた第2部でお会いしましょう。

恒例の白夜行の過去の記事です。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
「白夜を行くセファリックその5の3」
「白夜を行くセファリックその6」
「白夜を行くセファリックその6の2」
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2006年02月17日

白夜を行くセファリックその6の2

またしつこくも、白夜行の記事第2弾です。
ここからは肝心の松浦の死の話に移ります。
今回のエピソードの中心は松浦だったといってよいでしょう。
途中松浦の生い立ちなども語られていて、原作にない試みでした。
松浦の存在感がこれほど大きくなっているので、松浦について補完されるのは当然といえばそうなのかもしれません。
ただ、この生い立ちのエピソードは同情を誘うようなものでした。
このエピソードを用いて作り手は何を言いたかったのでしょうか。
結局は松浦もやっぱり普通の人間だったということなのかと小生は思いました。
普通というと語弊があるかもしれませんが、松浦も亮司や雪穂やその他の人に悪事をさせたり悪事をしたりしたけど、結局はそれにも理由(しかも同情の余地のかなりある)があったということです。
つまり、松浦も理由もなく悪事を犯すような悪の権化ではないということが言いたかったのかもしれません。
亮司や雪穂も原作に比べればはるかにふつうの人間になっていますし(このあたりの小生の考えは「白夜を行くセファリックその2」に詳しく書いています)、結局悪事を犯す人もみんなふつうなんですよということが言いたいのかもしれません。
亮司と雪穂がふつうになった分を松浦が肩代わりしているのかとも思っていたのですが、そうでもなかったですね。

さて、そんな同情を誘うエピソードを聞いた亮司はいったん松浦を殺すことをやめ、受け入れようとします。
しかし、いろいろ悪いことが重なって結局松浦を殺してしまいます。
松浦が亮司に殺されるのは別にいいのです。
話の流れとして当然配されるべき出来事だと思います。
しかし、松浦を殺してしまう前に、いったん松浦を受け入れようとする亮司の姿を描いたのはなぜなのでしょうか?
そして、死の直前に松浦が「亮司は自分に似ている」などとこれまた同情を誘うようなセリフを言うのはなぜなのでしょうか?
途中まで引っ張りに引っ張ったのに、松浦の死は結局亮司と雪穂の仲直りの道具になってしまっています。
ただ仲直りの道具にするためなら、別に松浦に同情を誘うような背景を設定する必要はないでしょう。
むしろ、松浦は悪の権化のままで、二人で力を合わせて邪魔者を排除という感じのほうが仲直りの道具としては効果的ではないのでしょうか。
そう考えてみると、自然とさっきの二つの疑問が浮かびます。
それに答えてくれるのは、亮司の心情です。
いったんは受け入れようとした松浦を刺してしまった亮司が何を思ったのか。
死の間際の言葉で松浦がひそかに自分のことを思っていてくれたことを知った亮司が何を思ったのか。
それが小生の疑問に答えてくれるはずです。
しかし、その肝心の亮司の心情は語られることはありませんでした。
雪穂に対して「あんなやつ死んだほうがよかったんだ」なんて事を言っていましたが、それは本心ではないでしょう。
むしろ本心ではないと信じたいです。
本心であるならば松浦についてのエピソードは大半が無駄なものになってしまいます。
まさかそんなことはないだろうから、次週以降へのヒキだとは思うのですが・・・。

松浦の死、そしてその言葉を受けて亮司はどう思うのか。
@今までのように松浦を殺してしまったことを含めてふつうに罪悪感を抱えていき、中途半端にヘタレのまま
A実は自分のことを考えていてくれた松浦を殺してしまったことで吹っ切れて、本格的に悪の道に進んでいく
Bその他
パッと上のような可能性が浮かびました。
小生としてはAがいいですね。
そうでないと松浦が浮かばれません。
@ならば、成仏しきれない松浦が回想シーンやいろいろでしつこく出てくるかもしれませんね。
それはそれで渡部篤郎が見れていいですけど。
松浦の死についてはこんな感じでしょうか。

来週は高宮誠と雪穂の関係が進展しそうですね。
妊娠検査のエピソードはどんな感じで表現するのでしょうか。
それは結構楽しみです。
一方亮司は笹垣に生きていることがばれてしまったので、たぶん名前を変えるのでしょう。
やっぱり秋吉さんでしょうか。
それにしても、亮司の死の偽装工作は結局まったく意味がなかったような・・・。
まぁ、小生が気づかなかったメリットがあるかもしれないし、来週以降フォローされるかもしれないのでまだしばらく静観しましょう。
ということで、白夜行の第6話についてはこんな感じで終わりです。
また来週にお会いしましょう。

過去の記事のリンクです。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
「白夜を行くセファリックその5の3」
「白夜を行くセファリックその6」
posted by Aorta at 17:17| Comment(4) | TrackBack(1) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

白夜を行くセファリックその6

今日は毎週恒例の白夜行の日です。
ということで、白夜行の第6話の感想を書きたいと思います。
見終わってからすぐに記事を投稿しようと思ったのですが、なぜかSeasaaがメンテナンス中で遅れてしまいました。
ちょっと前にもメンテナンスをしていたのにどうしたのでしょう。
ホントにタイミング悪すぎです。
日付が変わるころにやっと復旧したみたいなのでやっと投稿できます。
小生のブログのかきいれどきなのにいい加減にして欲しいものです。

グチはこれくらいにしておいて、本題に入ります。
今回は、先週予想していたように松浦さんがお亡くなりになりましたね。
原作では余り存在感のなかった松浦さんですが、ドラマ版では大ブレイクしていいキャラを出していただけにちょっと惜しいですね。
渡部篤郎もいい感じでしたし。
亡くなるのは予想通りでしたが、死に方はちょっと、というかかなり予想外でしたね。
古賀さん道連れかよみたいな感じでしたよ。
小生、古賀さんが転勤するという辺りからいやな予感を感じていたのでしたが、まさかこんなことになるとは。
古賀さんは笹垣の親戚(確か姪っ子だったような)と結婚して、出世するんじゃないんですか〜と思わず叫んでしまいました。
これはちょっとショックです。
田中幸太朗のファンの方もさぞ悲しんでいることでしょう。
ただ、古賀の死によって笹垣の事件に他する姿勢がいっそう純化するという効果はあると思うので、こちらの方が展開としては面白いかもしれません。
しかし、古賀さんの敵討ちとして事件を追いかけるような展開になるのはやめて欲しいです。
もともと、笹垣が二人を追いかけているのは犯人を捕まえるためというより、二人の親代わりとして二人を光の世界に連れ戻すためといえるでしょう。
それが古賀の死によって敵討ちにすり替わってしまうと、小生の白夜行の世界観はぶち壊しです。
それでもやっぱり、これから笹垣はどんどん事件にのめりこんでいくのでしょうね。
最後のシーンで亮司が生きていたということを知ったのでまた追いかけっこの始まりですね。
それにしても、笹垣たちはどうやって亮司の部屋を見つけたのでしょうか。
「松浦はどこや」みたいな事を言っていたので、どうやら松浦関係で見つけたのでしょうか。
相変わらずスゴウデの刑事さんです。
それにしても、そんなに簡単に松浦からあの部屋をたどれるならもっと早く見つけろよと思うのは小生だけでしょうか。
松浦と亮司がつながっていることなんて自明の事実なんですから、ちゃんとチェックしておけば亮司なんてすぐに見つかるでしょう。
変なところに鋭いのに、肝心なところでニブい刑事さんたちには違和感ありまくりです。
ドラマでは全体の長いスパンとして原作のように漠然とした疑いみたいなものを表現するのは難しいとは思いますが、それにしてもちょっと中途半端すぎると思います。
一方で、篠塚一成は雪穂に対して漠然とした疑いみたいなものを持っているような感じで描かれていましたね。
結果的には原作でも雪穂に対する疑いを持つようになるのですが、このタイミングというのはいくらなんでもちょっと早すぎるような気がします。
篠塚一成も鋭すぎです。
鋭いわりには、核心にはたどり着けない。
そんな人たちばかりですね。
なんてかわいそうな人たちなんでしょう。
あんまり鋭くないのにかわいそうなのが、園村友彦です。
せっかく亮司のために温泉旅行を計画したのに、亮司は勝手に夜逃げしてしまいました。
たぶんこのまま園村と亮司はお別れなのでしょうね。
この別れ方も原作とは異なっています。
原作では、亮司と園村と園村の恋人の3人でパソコンショップをやっていて、亮司が消える前に亮司が園村と恋人のために切り絵を作ってあげるのですが、小生そのエピソードも結構好きなのです。
小生が好きなエピソードはドラマではどんどん消されていきます。
あと、これは来週の内容にも関係することですが、雪穂の妊娠検査キットの伏線も使えないことになります。
代替のエピソードが提示されるとは思うのですが、この検査キットの伏線もかなりうまいのでもったいないと思います。
鈴のエピソードといい、うまい伏線もどんどん消えていってしまいます。
原作を読んでいない人は、ドラマが完結した後で原作を読んでみると、ドラマでは使われなかったエピソードや伏線がいっぱいあって面白いと思いますよ。
ただ、ドラマ版が完結する前に読むのはあまりオススメしません。
世界観がちょっと(かなり?)違うので、混乱しそうな気がします。
あくまで、ドラマ版が完結してからの方が楽しく読めるような気がします。

明日も早起きなので、今回はこれくらいでいったん筆をおきましょう。
まだまだ松浦の死について書きたいことはあるので、第2弾記事に続くと思います。
よかったらまた覗いてみてください。

参考に、過去の白夜行の記事のリンクを張っておきます。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
「白夜を行くセファリックその5の3」
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2006年02月14日

オリンピックだよセファリック

たまには、小生もオリンピックについて語りましょう。
トリノオリンピックも4日目だそうで、日本も期待の選手が続々と出場していますね。

その中でも特に期待されていたのが、スノーボードの若い選手達でした。
男子の国母選手や成田選手、女子の今井選手などがメダルを期待されていたようでしたが、残念な結果に終わってしまいましたね。
今回の経験を糧に、次回のオリンピックで雪辱を果たして欲しいです。
テレビ中継を見ていて、転倒などが思ったより多く、意外にスノーボードはハイリスクハイリターンな競技なのだと思いました。
見ていて、ハイリスクな技が決まったときは本当にすごいなと感嘆するのみです。
それにしても、アメリカの選手は強かったです。

あと、面白かったのはある日本人選手の競技中のBGMでKREVAの『国民的行事』が流れていたことです。
ニューアルバムの『愛・自分博』を聞かなければなぁと思う小生です。

今はスピードスケートの男子500mをやっているみたいですね。
これまた期待の加藤条冶選手ろ清水宏保選手が出場します。
今度こそメダルを期待しましょう。
posted by Aorta at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月11日

白夜を行くファリックその5の3

いい加減しつこいと言うツッコミはまぁ置いておいて、白夜行の記事第3弾です。

今回は本当に雑多な内容なので、箇条書きでお送りします。
・亮司「雪穂が幸せじゃないと、俺が死んだ意味がない」とか言ってますが、相変わらず死んだ意味がわかりません。今のままなら別に生きたまま隠れててもいいような。
・ついでに亮司ですが、彼はいつの間にプログラミングができるようになったのでしょう?
1999年に作られるゲームなので、それなりにというかかなり複雑なプログラムが組まれているでしょう。
それをハタチくらいの高校を出ただけの少年が何の苦もなくできるものなのでしょうか。
ここは無駄に原作に引きずられすぎだと思います。
別にここでわざわざゲームを持ち出す必要はなく、もっと別のふさわしいものがあるのではないかと思いました。
・これはほぼ先週の内容なのですが、そういえばドラマでは唐沢の家は親戚ではなく、赤の他人なのですね。
このことについてもいろいろ書きたいことはありますが、今は面倒なのでここでは割愛します。また機会があれば書きましょう。
・園村友彦について。
彼は面白いですね。ちょっと軽すぎじゃないかと思う場面もありますが、まぁ許しましょう。
基本的には面白ければ許されます。
ただ、やっぱり思慮に欠ける部分もあって、裏の仕事のみをしている今の亮司としてはパートナーにしておくには余りにも危ないとは思うのですが。
原作では表向きプログラミングやパソコンショップをやっていたので、園村は戦力でしたが、ドラマでは何一つ役に立っていないような・・・。
まぁ、なごみ系なのでしょうね。
ドラマでの亮司は切実になごみを求めていますからね。
亮司と園村の別れがいつ、どのような形でやってくるのかは楽しみです。
・最後は微妙な関西弁にも慣れてしまった笹垣刑事です。
西口奈美江にもガッチリ目をつけていて、相変わらず鋭すぎる笹垣さんですが、小生にはいつの間にどんな理由で西口奈美江の死と亮司・雪穂コンビを結びつけたのかわかりません。
まさに古畑任三郎並の直観力です。
そのわりにやることはかなり地味で、くさい芝居で唐沢礼子を泣き落としにかかったり。
あのくさすぎる芝居には思わず笑ってしまいました。
まぁ、武田鉄也のうまさでしょうか。
ただ、小生にしてみれば、そんな搦め手から攻めなくても、雪穂を一週間くらい密着マークしてたらいいだけなんですよ。
今回なんか、亮司×雪穂だけじゃなくて雪穂×松浦までありましたからね。
大チャンスだったのに。
そんな敏腕なのかヘボなのかわからない笹垣刑事ですが、これからも関西弁を撒き散らしながら本質まであと一歩のところを歩き続けるんでしょうねぇ。

とまぁ、今週の記事はこんなものです。
3回にもわたる長い記事を全部読んでくれた方は本当にありがとうございました。
来週はもう少しコンパクトにまとめる予定だす。
来週は師匠松浦がとうとう退場しそうな雰囲気ですね。
どんな形でそれが起こるのかは予想できませんが、楽しみです。
渡部篤郎がみれなくなるのは残念ですが。
サングラスの行方はいかに?

恒例の過去の記事リストです。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
「白夜を行くセファリックその5の2」
posted by Aorta at 10:43| Comment(0) | TrackBack(1) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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