2006年08月04日

春と夏のセファリック

4061823337四季 春
森 博嗣
講談社 2003-09




内容(「BOOK」データベースより)
『すべてがFになる』の天才科学者、真賀田四季の少女時代。叔父、新藤清二の病院で密室殺人が起こる。唯一の目撃者は透明人間だった!?すべてを一瞬にして理解し、把握し、思考する才能に群がる多くの人々。それを遙かに超えて、四季は駆け抜けていく。其志雄は孤独な天才を守ることができるのか!?四部作第一幕。


4061823396四季 夏
森 博嗣
講談社 2003-11




内容(「BOOK」データベースより)
米国から帰国した真賀田四季は13歳。すでに、人類の中で最も神に近い、真の天才として世に知られていた。叔父、新藤清二と行った閉園間近の遊園地で、四季は何者かに誘拐される。瀬在丸紅子との再会。妃真加島の研究所で何が起こったのか?『すべてがFになる』で触れられなかった真相が今、明らかになる。


「すべてがFになる」に登場した天才科学者、真賀田四季についてのシリーズ。
東野圭吾「容疑者xの献身」の感想のときにちらりと書いたような気がするが、小生は天才(の出てくる物語)が大好きなので読んでみた。

という事で、四季さんの天才ぶり楽しみに読んだのですが、四季さんは天才という言葉でくくるのがはばかれるほどの天才で異次元の存在だったので
、天才性について楽しむというよりはため息ばかり出してしまった気がします。
人間の生きる意味について考えてしまいました。

小生は天才ではないし、コイツは天才だなという友人もいないので、真賀田四季の天才性の造形についてあれこれ言うことは出来ないのですが、一つだけとても気になったことがあります。

四季さんが少食だということです。
体を動かすだけでなく、頭を使うことにもエネルギーを使います。
これは天才であろうが凡人であろうが関係ありません。
脳の活動にはエネルギーが必要なのです。
四季さんは頭の中でいくつかの人格を転がしていたり、通常の人間の何倍もの処理能力を発揮したりしていたので、かなりエネルギーを消費しているはずです。
それなのにそのエネルギーの補充が十分になされているようには思えませんでした。
絶対おなか空くと思うんですけどね。
どうやってエネルギーのバランスとってるんでしょうか。

それなりに楽しめた作品でしたが、「すべてがFになる」だけ読んでおけば大丈夫だろうという目論見がどうやら甘かったらしく、唐突な登場人物が多かったり、他の作品とのリンクが随所にあるように感じられてイマイチよくわからない部分もありました。
あと、やっぱり抽象的な部分が多くてちょっとしんどかったです。
森博嗣の初心者にはちときついかなという感じでした。

という事で、「秋」「冬」はもうちょっと別の作品を読んでから読もうと思います。
posted by Aorta at 12:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
cephalicたちが、孤独とか使います
cephalicは、多くて四季を理解しなかったよ。
Posted by BlogPetのcephalic at 2006年08月05日 12:21
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/21912475

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。