2006年06月01日

ある日の午後のセファリック

けふはうたた寝をしていたら、空き巣に入られた。

空き巣さんは親切なことに床でうたた寝をしていた小生に毛布をかけてくれた。

危うく夏風邪をひくところだっただけに、感謝しても感謝しきれない。

ちなみに親切な空き巣さんは、電池が切れている目覚まし時計に新しい電池を入れておいてくれた。

小生の部屋に新しい単3電池はなかったはずなので、どうやら自腹を切って買ってくれたようだ。


そんな親切な空き巣さんでも、やっぱり本業のほうも忘れていなかった。

色々なものを盗っていった。

枚挙に暇がないほど色々なものを盗られた。

例えば、いい感じに穴が開いてヴィンテージものの雰囲気をかもし出してきた靴下だとか、ベランダで育てている家庭菜園の肥料にしようと長い間熟成させている生ごみだとか、いつかきっと読み返すときが来ると信じて部屋の隅においてある古新聞だとか、数ヵ月後に美味しいヨーグルトを食べるためにしばらく放置してある牛乳だとか、本当にたくさんのものを盗られた。

どれもこれも数ヵ月後を見越して置いておいたものなのに、残念で仕方がない。

涙もちょちょぎれて、お腹も減り果てた。

そう思って、何か食べようと思って冷蔵庫を開けると、中の食材も盗られていた。

昨日はあったはずの肉だとか、野菜だとかが綺麗さっぱり消えていた。

小生は仕方なく、昨日炊いておいた白ご飯だけを食べることにした。

食事をしようとすると、食卓の上に見慣れない皿が載っていた。

ラップがかけられてあったので、何となくその皿を電子レンジで温め、ラップを外してみた。

すると、皿の上には野菜炒めがあった。

美味しそうだった。

実際食べてみると、白ご飯とのハーモニーが絶妙で、ご飯を2杯ほどお代わりしてしまった。


お腹がいっぱいになると、むくむくと空き巣への怒りが湧いてきた。

誰がいったい小生の部屋に空き巣に入ったのだろうか。

絶対見つけて警察に突き出してやらなければいけない。

とりあえず、手がかりを探すために、部屋中を調べることにした。

そこで小生は思わぬものを見つけた。

母からの手紙だった。

内容を要約すると、

遊びに来ましたが、あなたがぐっすり眠っているようなので起こさないようにしました。ご飯をちゃんと食べて元気に過ごしてください。
母より

と、こんな内容だった。

日付は今日だった。

一瞬、母が小生の部屋で空き巣と遭遇していたら!と心配になったが、手紙の内容が穏やかなので、うまく空き巣が入る前か後かに来て、遭遇することはなかったのだろう。

母が危険な目にあわなくて本当に良かった。


それでもちょっとは心配なので、やっぱり今から電話してみることにしよう。



とまぁ、今日の午後はヒマだったので、こんな感じの文章をセファの下宿で書いていた。

本当はセファのブログに載せる文章の予定だったけど、なかなかいい話になったので、セファのブログに載せるのはもったいないと思って小生のタージマハールに載せることにした。



とまぁ、これが今日の午後の小生の過ごし方だった(2時半現在)。
posted by Aorta at 14:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 観察日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
同意です。
Posted by 名無し at 2006年06月01日 14:35
コメントありがとうございます。

初めはただ単に空き巣に入られた話を書いていたのですが、途中でアイデアが浮かんでうんうん唸りながら考えた結果がこのようなお話になりました。

結構がんばって書いたので、セファにあげるのはもったいないと思い、自分のブログに転用したしだいです。
はい。
Posted by aorta@管理人 at 2006年06月02日 00:11
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