2006年02月10日

白夜を行くセファリックその5の2

またまた白夜行第5話の記事です。
どこからかいい加減しつこいぞという声が聞こえてきそうです。

第5話のメインの内容は大体前回書いてしまったので、今回は気楽に思ったことを書いていきます。

とその前に、前回もちょっと書いたのですが、一応もう一度書いておくと、小生は原作と違和感があるからドラマはダメだといっているわけではありません。
確かに、原作のエピソードを削ってしまったところでもったいないなと思う場面はいくつかあります。
その際たるものは、鈴のエピソードと江利子の変身のエピソードでしょう。
鈴のエピソードについては、わからなければもう原作を読んでもらうしかありません。
このエピソードはドラマのような構成にしてしまうと削らざるを得ませんでしたが、江利子のエピソードは十分に付け加える余地があっただけに本当にもったいないと思います。

しかし、ドラマの構成はこれはこれで面白いですし、原作にない魅力を出していると思います。
今回の雨宿りの妊婦さんのエピソードは本当に秀逸だと思います。
どちらもどちらでいいと思うのです。
ただ、小生には原作の印象が強すぎてそこから簡単に抜け出せないだけです。

たとえて言うならば、巨人ファンのおっさんがビールを飲みながら大リーグ中継のヤンキースの試合を見て、「巨人にいた頃の松井はもっとホームランをいっぱい打ってかっこよかったなぁ。大リーグでももっと打てばいいのに」とつぶやいているようなものです。
ホームランは少なくなったけど、ヤンキースで与えられた役割を十二分にこなし、打点を稼ぎまくっている松井もすばらしいのです。
どちらもどちらでいいところがあるということはおっさんももちろんわかっています。
わかりにくい例えですいません。
一応言っておくと、小生おっさんではありません。
まだピチピチの大学生です。

そんなことはともかく、本題に戻ります。

相変わらず、雪穂と亮司はなかなかうまく二人三脚ができませんね。
前々回くらいでうまく行くかなと思わせておいて、まだまだ引っ張ります。
いつになったら二人で一つといった感じになるのでしょうか。
前回も書いたように、ドラマの雪穂像には違和感がありますが、それでもいい感じで雪穂は固まってきたなって感じですけど、亮司はまだまだですね。
園村の前で「(希望みたいなものが)あればいいなぁ」とか遠い目をしながら言ってますし、雪穂の計算にはその通り動きますし、もういい加減甘すぎですよ。
いい加減甘すぎるから、雪穂もいろいろ計算して亮司を動かさなければいけないわけで、そのせいでまた亮司が雪穂を信じられなくなって、どんどん悪循環ですよ。
亮司があんな性格であれば、雪穂が怒るというか愛想尽かすというかもわかるような気がします。
さっさと亮司は甘さを捨てて、雪穂を丸ごと受け止めてそういう計算を超えた信頼関係を築いて欲しいところです。
雪穂の女心もぜんぜんわかってないし、かと言ってすべてを伝えてくれるほどの信頼関係は築けていない。
もう、ホントに前途多難ですよ。
いっそのこと雪穂を殺して自分も死んじゃった方がいいんじゃないかと小生は思ってしまいます。
まぁ、雪穂と亮司も幾分状況が特殊なふつうの恋人同士だということを描きたいのでしょうか。
このままだとあの初回冒頭のラストシーンにつながるのかちょっと不安になってきます。

ただ、二人もふつうの恋人ですよということを描きたいのであれば、『白夜行』を題材にする必要ないんじゃないかと小生は思います。
『白夜行』ではなく、むしろ同じ作者の『幻夜』の方が向いているのではないかとドラマを見ながら小生は何度も思いました。
今回は特に、雪穂と亮司の信頼関係がかなり危ないところまで行ったので、これは『幻夜』ドラマ化するべきだったんじゃないのと強く思いました。
この雰囲気なら、『白夜行』より『幻夜』の方が絶対面白そうな気がするんですけどねぇ。
絶対しっくり来ると思いますよ。
『白夜行』も『幻夜』も読んだことがあってしかもドラマも見ているという人がいれば、ぜひご意見を聞かせて欲しいところです。

またまたいい加減長くなってきたのでこのあたりでいったん記事を終えることにします。
脇役さん達についてまだちょっと書き足らないことがあるので、たぶん第3弾記事に続きます。
もしよろしければまたお付き合いくださいませ。

恒例の過去の記事リストです。
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」
「白夜を行くセファリックその4の2」
「白夜を行くセファリックその5」
posted by Aorta at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。