2006年02月03日

白夜を行くセファリックその4の2

白夜行第4話感想記事第2弾です。
ここからはこのドラマのメイン亮司と雪穂について書いていきましょう。

まずは先週大きなターニングポイントを迎えた亮司の性格ですが、小生が期待したほどには変わっていませんでした。
相変わらず、明るいというか人間くさいというか。
イマイチ非情になりきれていない気がします。
そんな気がする理由として大きいのは、松浦の存在ですね。
原作では亮司一人でしたさまざまな行動や決断が、ドラマでは多くの部分が松浦によってなされています。
相変わらず意味不明な上納金を納めてますし、奈美江をどうするかも結局松浦に引っ張られています。
このせいで、巨大な悪についていく小さな悪=亮司みたいな関係ができてしまっています。
確かにこのドラマでは松浦はこの関係によっておもしろい存在になっていると思いますが、亮司の魅力は小さくなっているような気がしてなりません。
とは言え、ちょっとずつ松浦から独立している様子も見られるので今後に期待です。
松浦といえば、やくざに部屋を襲われたときにトイレに逃げ込んでいる姿がかなり笑えました。
特にトイレの中から的場浩二演じるやくざに「は〜い」とか返事している様子には大爆笑です。
やくざのシーンというかエピソードには小生はかなりがっかりしました。
原作では亮司のすごさが端的に現れている部分だったのでかなりもったいないと思います。
手を灰皿にするところでもものすごく痛がっていますし、やくざのお兄さんも「いい灰皿持ってるやんけ」とか言いませんし、もっとかっこいい描き方があったのではないかと思います。
奈美江を裏切る場面でもやくざのお兄さんや松浦に引っ張られていますし、とにかく中途半端です。
さっさと亮司を非情にしろと思うのは小生だけでしょうか。
中途半端は一番ダメです。
中途半端といえば、亮司の雪穂に対する態度も中途半端です。
通帳を送るときに楽しい大学生活を送れとか言っておきながら、いざ雪穂が楽しい学生活を送ろうとすると何か怒ってますし。
自分は死んだ身ながら、雪穂と幸せに生活できるとでも思っているのでしょうか。
勘違いもはなはだしいですね。
これからの雪穂の恋に対してどのような対応をするかは見所です。

雪穂の恋と言えば、雪穂の篠原一成に対する気持ちは本物なのでしょうか。
原作でも、雪穂の篠原一成に対する執着は見て取れますが、それが計算によるものなのか、本物なのかは小生には結局わかりませんでした。
このドラマではどうやら本物の恋として描かれるようですが、今までの流れから言うと、雪穂の気持ちは亮司にあるのであって、雪穂が一成に恋してしまうと亮司はどうなるのでしょうか。
原作では雪穂と亮司の関係は完全に光と影、二人でひとつという感じだったので、雪穂が光の部分で誰と付き合おうが別に違和感はなかったのですが、ドラマでは亮司にも光つまり人間らしい部分が描かれているので雪穂が他の男性と付き合ったりしてしまうと何か違和感が残ります。
何回も書いているように、雪穂の本物の恋に対して亮司がどう考えるのかは本当に見所です。
これしだいでこのドラマの評価が決まるといっても過言ではありません。

そんな感じで雪穂の恋に対して書いてきましたが、来週は流れからすると雪穂の恋について大きな事件が起きるはずです。
今週の最後の雨のシーンの流れからすると、小生が選ぶ白夜行中最もやるせないエピソードが来週あるはずなのです。
ですが、今のままの雪穂と亮司なら中途半端なやるせなさになってしまう可能性が大です。
エピソードの描かれ方によっては、来週の感想は大バッシングになってしまうかもです。
とは言え、次回予告では来週の内容はまったくと言っていいほど読み取れなかったのでまた来週を楽しみにしましょう。
こんな感じで白夜行第4話の感想は終了です。
とは言え、また何か書き足りないことがあれば書くかもしれません。

参考までに前回までの記事を・・・
「白夜を行くセファリック」
「白夜を行くセファリックその2」
「白夜を行くセファリックその2の2」
「白夜を行くセファリックその3」
「白夜を行くセファリックその3の2」
「白夜を行くセファリックその3の3」
「白夜を行くセファリックその4」

そろそろ過去の記事も無駄に長くなってきましたねたらーっ(汗)
posted by Aorta at 12:26| Comment(2) | TrackBack(1) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。4話目を見逃して(10時からと勘違いしてました・・・)、いろいろとブログなどを閲覧しまわってこちらにたどり着いたのですが、原作との違和感といい、中途半端な設定への感想といい、私が考えていたことにとても近いのでびっくりしました。
お若いのに凄い洞察力ですね。多分、たくさん本を読まれているのでしょうね。文章表現も見事です。私が言葉で表現できなくてもやもやしていたことをずばり言ってくれているので感動しました。亮司はあんなヘタレじゃないですよね〜。
4話は結構重要なシーンがたくさんあったようですね。見れなかったことが悔やまれます・・・。次回はしっかりビデオも予約して見ます。そしてこちらもチェックしに来ますので、よろしくお願いします。
Posted by まるまろん at 2006年02月05日 21:47
コメントありがとうございます。
小生のブログにはもったいないほどのオホメの言葉の数々、小生のほうこそ感動です。
来週(今週?)もがんばって感想を書きたいと思いますので、よろしければ見にいらしてください。
Posted by aorta@管理人 at 2006年02月06日 01:11
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Excerpt: 亮司(山田孝之)は、自分が死んだよう工作し身を潜め、松浦(渡部篤郎)の元へ客として来た銀行員の奈美江(奥貫薫)から銀行のデーターを横流しさせ、友彦(小出恵介)・奈美江と協力して偽造キャッシュカードを作..
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