2006年01月24日

さいえんすなせふぁりっく?

今日は書評兼観察日記である。
まずは、書評から。
東野圭吾『さいえんす?』

東野圭吾の文庫書き下ろしエッセイです。
東野圭吾といえば『容疑者xの献身』で直木賞を取ったことと、『白夜行』がドラマ化されたことで今一番ホットな作家と言ってもいいでしょう。
そんな東野圭吾のエッセイです。
小生にとって東野圭吾のエッセイと言えば、『あの頃ぼくらはアホでした』です。
だいぶ昔に読みましたが、アホさ加減がとても面白かったです。
この『さいえんす?』はあれほどアホなエッセイではありません。
むしろものすごく真面目と言ったほうがよいでしょう。
さまざまな事柄についてユニークな考え方で述べていて結構面白いです。
理系の観点から述べられていることも結構多いので、文系の人が読んでみても面白いかもしれません。
小生はこれを読んで、CDショップのHMVの「HMV」が何の略かを知ってへぇ〜と思いました。

と言うことで小生、HMVでクラシックのCDをよく買っているらしいセファに何の略か知っているか問題を出しに行った。
聞いてみるとセファは知らなかったので、そのまま何の略か考えてもらうことにした。
セファが、日本語の略か英語の略か聞いてくるので、本当は英語の略なのだが、日本語の略ですよと答える。
そこでセファは「VはビデオのVかなぁ〜」とか言いながらしばらく考える。
小生は内心「ビデオは英語だろ〜」とか突っ込みながら、セファが無駄な努力をしているのを楽しむ。
そのうちセファはあきらめて「わからないから教えてくれ」と言ってくる。
小生、そこでふと思い出したように、「ごめん、そういえば英語の略だったよ」と何気なく言うと、セファ激怒。
この前の「ホリえもんドラえもんショック」(「ベートーフェンとセファリック」参照)のことも相まって、小生セファにマフラーで首を絞めかけられる。
青い布を見せながら「どうどう」と言うと、セファなんとなく落ち着いたので小生ほっと一安心。
その後、数々の親切な小生のヒントによって何とかセファは正解にたどり着く。
めでたしめでたし。

これを読んでいる皆さんは『さいえんす?』を買って読めば正解がわかりますよ。
東野氏曰く、「この世に新しい本が生み出されるのは、書店で正規の料金を払って本を買ってくれる読者のおかげ」だそうです。
いい本が作られそれを楽しめるために、皆さん本は図書館やブックオフなどではなく、ちゃんと本屋で買って読みましょう。
できれば、小生のブログを通してAmazonで買いましょう。
そうすれば、出版社や作家だけでなく。小生のふところも潤って一挙両得です。

4043718039さいえんす?
東野 圭吾
角川書店 2005-12




4087487857あの頃ぼくらはアホでした
東野 圭吾
集英社 1998-05




今年読んだ本:16冊
posted by Aorta at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 観察日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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