2006年08月08日

Salamanderなセファリック2

いつまでたってもアマゾンからメールが来ないので、痺れを切らして普通にCDショップで「Salamander」を買ってしまいました。
DVDの「Doggy Bags」は依然アマゾンで頼んでいるので、早いとこ届けて欲しいです。

で、実際聞いてみると、細見さん、ひいてはELLEGARDENも変わったなぁと思いました。
「Salamander」にはSalamander, Lately, Alternative Plansの3曲収録されているんですが、そのうち3曲目のAlternative Plansがいつものエルレっぽいんですよ。
曲はポップな感じですが、歌詞は、無くしちゃって取り戻せないものについてで、いつもの細見さんっぽいネガティブな詞です。
それに対して、Salamanderがめっちゃポジティブなんですよ。
とは言っても、曲はかなりヘヴィーで、詞も
There ain't no fear
There ain't no hope
There ain't no right
There ain't no wrong

から始まって、途中「捨ててしまえ」だとか「時間の無駄だ」とかいろいろネガティブなワードが出てきて、やっぱりネガティブなんです。
でも不思議にポジティブ。
変な言葉だけど、すごくポジティブにネガティブさを出しているんですよ。
いつもだったら、「失くしちゃった、もう戻ってこない」とか「僕はダメな人間だ」みたいな感じの詞が多いし、実際3曲目のAlternative Plansなんかはそんな詞なんですが、Salamanderは「失くしてしまった」ではなくて、「〜なんてない」とか「時間の無駄だ、捨てろ」なんですよ。
「そんなものなくても俺は生きていける!文句あるか!」みたいなポジティブさがすごく感じられました。
この傾向は2曲目のLatelyでも見られて、詞が「失くしちゃったけど、なんか見つかりそう」みたいな感じなんです。
これも結構ポジティブ。

小生、エルレの曲をリピートで聴いていると、恥ずかしいことにそのうち涙が出てくるんですが、「Salamander」はもう10リピートぐらい聞い涙が出てきそうで出てきません。
実際、Alternative Plansの最後の方で半分くらい涙が出てくるんですが、リピートでSalamanderに戻ると、不思議に涙も目の奥のほうに戻っていきます。
なんか、Salamanderを聞いていると細見さんに「泣いてる場合じゃないだろが、このボケ!」みたいなことを言われている気がするのです。
細見さんにそんなことを言われると涙も引っ込みます。

この「Salamander」は曲があんまりアッパーな感じでもキャッチーな感じでもないのでシングルとしてはどうなの?という気もしなくはありません。
でも、このシングルには細見さんのメッセージみたいなものをすごく感じました。
もちろん小生はシングル向きだとかそんなのは関係なく、エルレの曲を聴けるだけで幸せですけど。

このシングルが、この曲を求める多くの人に届けばいいなと小生は勝手に思ってしまいます。
CDショップのプロモーションの仕方からすると、このシングルはかなり売れると思います。
オリコンで1位を取ることも十分ありえると思います。
売れることはいいと思います。
エルレの曲が多くの人に聞かれることはとてもすばらしいことだと思います。
小生も、このブログでさかんに買えとか言ってますし。

ただ、小生は「売れてるから」とか「1位を取ったから」とか「評判がいいから」とか「友達に薦められたから」とかそんな理由でこのCDを買ってほしくありません。
そんな理由でこのシングルが買われ、一応は聞かれてもそのうちに飽きられ、無駄に消費されていくことに小生は耐えられません。
このシングルに込められた細見さん、そしてELLEGARDENのメッセージを切実に必要としている人がきっとたくさんいるはずです。
このCDはそんな人のCDプレイヤーの中にこそあるべきなのです。

売れてしまって変わってしまうようなエルレではないと思うのですが、下手に売れてしまったことで寿命を縮めてしまうようなアーティストが今までたくさんいました。
エルレにはそんな風にはなって欲しくありません。
小生の勝手な願望ですが、エルレはこれからもずっとエルレを切実に求める人のためのエルレでいて欲しいのです。
その仲間に多くの人が入るのはすばらしいことなのですが、興味本位で入ってきて、ぶち壊しにして帰っていくような人には入ってきてほしくありません。

うーん、こんな風に書くと小生はすっごく心の狭い人間みたいじゃないか。
エルレのファンがすごく閉鎖的なんだと勘違いされてしまう。
「シングル買うな」とか「仲間に入るな」とか決してそんなことが言いたいのではなく、結局言いたいのは、CDショップの試聴機でも、友達に借りてでもいいからエルレの曲を聴いて、「これだ!」と思ってから「Salamander」を買って欲しいということです。
そのときにはもちろん「Salamander」だけじゃなくて、そこら辺にあるほかのエルレのCDもレジにもって行こう。
絶対損はしません。
小生が保証します。

はぁ、自分で書いてみて、ファン心理というのはこわいものだなぁ、とつくづく思いました。
普段の小生は温厚で心が広い人間のはずです。(たぶん)
ラベル:音楽 ELLEGARDEN
posted by Aorta at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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