2006年08月05日

DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件の犯人はセファリック

4087804399DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件
西尾 維新 大場 つぐみ 小畑 健
集英社 2006-08-01




内容(「BOOK」データベースより)
原作大場つぐみ・小畑健、両先生が熱望した奇跡(コラボレーション)。「あなたはLの伝説(ノート)をみる」。


うん、マンガのノベライズという媒体を最大限活用したいい作品でした。
さすが西尾維新。
デスノート本編のような頭脳バトルはないものの、よく出来た作品でした。
ちょっと都合よすぎだろとツッコミたくなる部分はありましたけど。

いろいろ書いてしまうとネタバレになってしまうし、それでは面白くないので、デスノートファンの方は1365円出して読みましょう。
ファンならそれくらいの価値は十分あります。
映画と同じ値段だと考えれば安いものです。

画像から映像へというマンガの映画化では、出来ることがほとんどありません。
特に、デスノートのように登場人物の動作の重要性が低いマンガでは、ストーリーを変更することぐらいしか出来ることがないのではないかと思います。
そういう意味で、このノベライズでは、小説でしか出来ないことをやってくれて、これこそメディアミックスのお手本という感じです。

Lの過去の活躍譚ということで、キラ対Lという本編の世界観に介入しておらず、読者のイメージを崩さないこともいいところです。
いい感じに本編とはニッチの違う作品を作ってくれています。

あと、デスノートの世界観を壊さない程度に西尾維新らしさも発揮されていて、時々くすっと笑わされてしまいました。
デスノートファンかつ西尾維新ファンという方にはたまらない作品だと思います。

ということで、ほとんどマンガのノベライズというものを読んだことがない小生が言うのもなんですが、デスノートのノベライズとしては成功している作品だと思います。
ちょっと高めですが、装丁にも凝っているので、本棚の飾りとしても役に立ちそうですし、まぁ興味のある方は買ってみてもいいのではないかと思います。

あと、「マンガは好きだけど、小説はちょっと・・・。」という人にもぜひ読んで欲しいです。
小説の可能性、そしてそのおもしろさにきっと気づいてもらえるはずです。

Amazonのレビューを見てみると、この、小説でしか出来ないことを「漫画化したら話が成り立たない」と、反則だと感じている人もいるみたいですが・・・。
でも、ノベライズなんだからそこはもちろんいいのです。
小説でしか出来ないことを小説でやって何が悪い、と小生は思います。
それがマンガをわざわざノベライズする意味なんじゃないでしょうか。
まぁ、これは小生が小説読みだからそう思うだけなのかもしれませんが。
タグ:読書
posted by Aorta at 23:08| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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