2006年04月30日

ディープインパクトなセファリック

いや、ホントにディープインパクト強いですね。

恐ろしい馬です。

スタート出遅れたときは、また遅れたと思いましたが、かえって折り合いがついてよかったみたいですね。

最後3コーナーで上がっていって、4コーナーくらいで先頭に立ったときはちょっと仕掛けるの早すぎじゃないの?と思いましたが、まったくの杞憂でした。

あっという間に先頭に立って、そのままゴール。

かっこよかったです。

欲を言えば、ラストの直線で他馬をごぼう抜きする姿が見てみたかったですけどね。

とは言え、やっぱり空飛んでますね、ディープインパクトは。

見ていて、鳥肌が立ちます。

ホントに、同世代の馬がかわいそうですね。

横山騎手じゃないですけど、生まれた時代が悪かったとしか言いようがありません。

このままディープには世界に羽ばたいていって欲しいですね。
posted by Aorta at 16:05| Comment(3) | TrackBack(12) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

川に転落セファリック

またまたびっくりニュースです。

露天風呂のぞき見つかり逃走、男が川に転落死…茨城

 29日午後6時半ごろ、茨城県土浦市真鍋新町の入浴施設で、1階の女性用露天風呂を男がのぞいているのを従業員が発見した。

 従業員が注意したところ、男は走って逃げ、約300メートル離れた橋から約1・5メートル下の新川に転落した。

 同市消防本部が間もなく男を救出したが、死亡が確認された。水死とみられる。

 土浦署の調べによると、走る男を不審に思った乗用車の運転者が橋の手前で車を止めて進路をふさいだため、欄干を乗り越えたらしい。同署で男の身元を調べているが、男は20歳前後で、黒っぽい衣服を着ていたという。
(読売新聞)


まったく、男って奴はぁ・・・、と言いたくなるような事件です。
男性が亡くなっているので、笑いたくても笑えません。
それにしても、亡くなった男性は成仏したくてもできないでしょうねぇ。

一昔前に土曜深夜にやっていたブラックワイドショーがまだやっていたら、真っ先に取り上げられそうな事件だなぁと不謹慎にも思ってしまいました。
posted by Aorta at 01:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月29日

2-2だよセファリック

4月29日(土) 2006 J1リーグ戦 第10節
セレッソ大阪 2 - 2 京都パープルサンガ (15:02/長居/20,268人)
得点者:
'47 柿本倫明(C大阪)、'66 中払大介(京都)、'73 アレモン(京都)、'82 森島寛晃(C大阪)

試合見てません。
こんな重要な試合を中継しないなんてKBSもどうかしてますね。
長居は近いから自分で見に行けやぁ!って事なんでしょうか。
その作戦は見事当たったようで、アウェイなのにサポーターが結構行ってたみたいですね。
応援に行かれた方、お疲れ様でした。

と言うことで、小生はJ's Goalのリアルタイム速報を眺めながら応援してました。
前半は0−0と言うことで、スコアレスドローはいやだなーと思っていたら、後半開始直後にいきなり元湘南の柿本にやられちゃいます。
J2のときから何かと嫌なプレーしてましたけど、J1に来ても相変わらず嫌なプレーしますね。
はー、この開始早々の失点癖はいつになったら治るんだろうと思いながら他会場の途中経過なんぞを見ていると、なんと広島が横浜Fマリノス相手に先制しちゃってます。
このままでは単独最下位。
もう終わりや〜と思っていたら、途中出場の中払が同点ゴール。
林を投入して4−3−1−2にした途端の同点ゴール。
今日は柱谷コーチ冴えてます。
これはちょっと期待持てるかもと思っていたら、アレモンの逆転ゴール。
珍しくヘッドで決めたらしいですね。
お〜、柱谷采配キレキレです。
このまま逃げ切ってくれと思っていたら、セレッソもホームで負ける訳には行かないのか、森島のゴールで同点に追いつかれます。
万事休すです。
その後も、ロスタイムまで期待してリロードしますが、結局そのままドロー。
結果的に見れば、両者痛みわけでしょうか。
セレッソがホームなので、サンガのほうが得るものが若干大きかったでしょうかね。

とは言え、試合後の柱谷コーチ、各選手のコメントを見てみると、勝ち点3を取れていた試合だったみたいなことを言ってますね。
対照的にセレッソの選手は、負けなくてよかったみたいなことを言っているのでやっぱりサンガが勝ちきれなかった試合なんでしょうか。

あと、平井さんのコメントでテッシーがDFラインに入ってやりやすくなったみたいなことをいっていましたが、それでも2点取られちゃってますね。やっぱり連携の問題でしょうか。
個人的には右SBに入ったリカルドの出来が気になります。
前回は正直フィットしているとは言いがたい出来だったので、今日はどうだったのでしょう。
フィットできていないようなら、やっぱり大久保君を使う方がいいんじゃないかと思いますけど。

まっ、京都にとっても負けなかったことはある程度収穫でしょう。
アウェイですし。
先制された後2点とって一度は逆転しましたし。
後は、DFラインがどれだけ安定するかですね。
開始直後の失点はもういい加減やめて欲しいものです。
posted by Aorta at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏期限定セファリック

先日読んだ『春期限定いちごタルト事件』の続編『夏期限定トロピカルパフェ事件』の感想です。

前作から引き続いて、小市民なるもをめざす2人の高校生、小鳩君と小山内さんの物語です。

前作を読んで、面白いんだけどミステリとしてはイマイチかな、と思ったのですが、近作はミステリとしてもかなりの出来だったと思います。
特に、1編目の「シャルロットはだけぼくのもの」はかなり面白かったです。
初めから犯人がわかっている倒叙というジャンルに分類される作品でしたが、その醍醐味をフルに生かしたいい作品でした。

個々の作品のクオリティも高いのですが、それが全体として1つの作品を作るとき、また1つクオリティが高くなります。
この作品、体裁は前作と同じで連作短編集という形ですが、章立てになっていることから分かるように、実は長編的な作品です。
第1章から巧妙に張り巡らされた伏線が終章で一気に生きてきます。
小生、そこまで深く考えていなかったので、見事にやられましたね。
小鳩君が約束を破って謎解きをするのを、小山内さんがうれしそうにしていたのは、小山内さんも約束を破るつもりなのかなぐらいに考えていたのですが、理由はもっと深いところにありました。
見事にやられました。

そんなこんなで衝撃のラストを迎えたこの作品ですが、今後はどうなるのでしょう。
小生は漠然と、春夏秋冬で今回は夏だから、起承転結で行けば承と言うわけで、あまり大きな展開はないのかと思っていたのですが、いきなり転ぐらいまで行っちゃいましたね。
順当な流れなら、このまま秋・冬と続くのでしょうが、それならこの展開は秋に持ってくるほうが絶対に面白くなると思うんですが・・・。
まぁ、小生には思いつかないようなびっくりの仕掛けが次回以降あるのかもしれませんね。

もしかしたら、このまま余韻を引きずって夏で終わりと言うのもありえなくはないかな〜。

4488451020夏期限定トロピカルパフェ事件
米澤 穂信
東京創元社 2006-04-11


posted by Aorta at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月28日

保釈になったよセファえもん

マザー3にすっかりはまってしまっていて、まったくテレビなんかを見ていなかったのでさっき知ったのですが、検察の準抗告が棄却されて、ようやく某えもんが保釈されたそうですね。

思えば、小生があのライブドアオートのCMをはじめて見て、「こいつ、いなくなればいいのに」と思った数日後に彼が逮捕されて以来、長かったですね。

某堀江容疑者は拘置所にいる間に本を数百冊読んだそうですね。
毎日2〜3冊読んでいたらしいですよ。
小生、拘置所になど入りたくはありませんが、それだけはうらやましい限りです。
小生も読書にもっと時間を使いたいのですが、日々の雑事に追われて最近あまり本が読めていません。
じゃあマザー3をほどほどにすればいいじゃないかと言う声が聞こえてきましたが、聞かなかったことにしましょう。

これから彼はどんな生き方をするんでしょうか。
楽しみですねぇ。
もちろん、いい意味での「楽しみ」です。
これに懲りたのか懲りないのか。
小生、某えもんのことははっきり嫌いですが、やっぱり目が離せません。
posted by Aorta at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月26日

買ってしまったセファリック

小生、とうとうMother3を買ってしまいましたよ。
ついでに、3,980円で売っていた初代ゲームボーイアドバンスも買いました。
どこに行ってもニンテンドーDSは売っていなかったので、これで手を打ちました。

で、マザー3ですが、3章まで終わりました。
面白いです。
やり始めたらはまってしまってなかなかやめられません。

ただやっていてちょっと思ったのですが、前作に比べて対象年齢が高いような気がします。
今10歳前後の子ども向けと言うよりは、マザー2の頃10歳前後だった人向けと言う感じがしなくもありません。
まっ、小生はバッチリその年代なので問題ありませんが。
今の子どもは、これをやってどんな風に感じるんでしょうかねぇ。

まっ、あまり多くを語りすぎるとネタバレになるのでやめておきましょう。

何はともあれ、マザー3ができて小生しあわせです。
posted by Aorta at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 観察じゃない日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月25日

オシムの言葉だセファリック

『オシムの言葉』ようやく読了です。
サッカーJリーグ、ジェフ市原・千葉の監督イビチャ・オシムについてのスポーツノンフィクションです。

とてもいい読書になりました。

ミステリー読みの小生としては少し遺憾ですが、今年最高の読書になりました。

そんじゃそこらのエンターテイメント小説の何倍も面白かった。

ただでさえ面白いオシムのサッカー哲学を縦糸に、またそのサッカー哲学からうかがうことができる深い人生哲学の根底に横たわるユーゴ問題を横糸に絡めながら、イビツァ・オシムと言う希代の名監督を描き出しています。

小生がジェフ好き・オシム好きであることを差し控えても、この本がすばらしいことは掛け値なしです。
サッカーに興味がある人はもちろん、興味がない人が読んでも絶対楽しめます。
そして、サッカーに対する考え方が変わります。
最近のサッカーは、スター選手ありきのサッカーであるような気がします。
日本でも、本場欧州でもそうだと思います。
いかにお金を出していい選手を買うか。
その選手をいかに使うかと言うことはあまり注目されないような気がします。
マスコミにおいてはこの傾向はすごく顕著だと思います。
W杯の前だから余計かもしれませんが、ナショナルチームの代表選手ばかりがピックアップされ、ひいてはその選手がいるチームがピックアップされます。
もちろん、それがダメだと言うつもりはありません。
もちろんサッカーをする上でタレントはとても重要なものであることは間違いありません。
でも、やっぱりサッカーと言うのはチームありきのものじゃないかと思うのです。
魅力あるサッカーをするチームと言うのは、やっぱりチームとしてのコンセプトがしっかりあって、きれいに統率されたチームだと思うのですよ、小生は。
今のJリーグで言えば、ジェフはもちろんですが、川崎フロンターレなんかはその典型だと思います。
代表クラスの選手はいません(ジュニーニョなんかは代表クラスだとは思いますが)が、すごくいいサッカーをしています。
その対極にあるのが、一昔前のサンガだったり、ビッセル神戸だったり。
明らかにタレントありきのチームでしたね。
それではやっぱり結果は残せないんですよ。

そういう意味で、オシムはチームとしての統一感をとても重視します。
例えば、オシムのチームにロナウジーニョが加入することになったとして、もし、あくまでも「もし」ですよ、ロナウジーニョがオシムのコンセプトに合ったプレーができないなら、きっとオシムはロナウジーニョでも使わないでしょうね。

そのチームとしてのコンセプトの統一の結果、オシムが指向するフットボールがチームに浸透して、ジェフは数年で優勝候補に挙げられるようなチームになります。
ジェフの試合を見ると、面白い試合は本当に面白いです。
今年で言うならば、負けはしたものの鹿島戦なんかはかなり面白かったです。
みていてかなり興奮しました。

ここで小生がオシムのフットボールの面白さについていくら語っても伝わらないと思うので、実際に1回見てみろ!と小生は言いたいですね。

そんなこんなで、『オシムの言葉』めちゃくちゃ面白かったです。
読んでる間、鳥肌立ちっぱなしです。
読んでいると、「これはいい言葉だ。ぜひブログで紹介しよう」と思う部分が出てくるのですが、逆にそんな部分がたくさんありすぎて、紹介し切れません。
そんなのをいちいち紹介していたら、いくら書いても書ききれないでしょう。
それなら、そんなめんどくさいことは書かずに、一言で終わらせようと思います。

おもしろいから、とにかく読め!

オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える
オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える木村 元彦

集英社インターナショナル 2005-12

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2006年04月24日

帰ってくるよ、セファリック

姉さん、事件です。

彼が、彼が帰ってきますよ。

手島直希選手のガンバ大阪からの復帰のお知らせ from京都公式

やっぱり、大阪の水は合わなかったんでしょうねぇ。

それにしても、苦しい台所事情の中で朗報です。

これでちょっとはDFラインが落ち着いてくれれば・・・。

コーチもちゃんと使ってあげてくださいね。

ついでにも呼び戻しちゃいますか?
posted by Aorta at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月23日

MOTHER3なセファリック

テスト前に言うことではないのですが、『MOTHER3』がとても欲しいです。
そう、柴崎コウがCMをやっているゲームです。
柴崎コウなんてまぁどっちでもいいんですよ。
小生はMOTHER3がやりたいんですよ。
前作のマザー2はたぶん小生が人生でもっともはまったゲームではないでしょうか。
その続編が12年ぶりに出たのですよ。
買うしかないじゃないですか。

テスト前なので小生我慢していたのですが、フラリとインターネットをさまよっていたら、いつの間にかマザー3についてのブログを検索していて、いろいろな記事を見ていたらやりたさに拍車がかかりました。
じゃあやればいいじゃないか、と言われそうですが、小生プレイできるハードを持っていないのです。
だれか小生にゲームボーイアドバンスかゲームボーイミクロかニンテンドーDSを恵んでください。
マザー3が、マザー3がやりたいんです。

誰も恵んでくれそうにないからハードを買っちゃおうかなぁ。
買うとしたら、やっぱりDSか?
でもすごい品薄らしいしなぁ。
はぁ、マザー3やりたいです。
posted by Aorta at 23:20| Comment(3) | TrackBack(0) | 観察じゃない日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

明日はテストだセファリック

小生明日はテストなのだ。
こんなしょーもないブログにしょーもない文章を書いている暇はないのだ。

とまぁ、しょっぱなからバカボンのパパのモノマネです。
モノマネといえば、昨日かおとといぐらいに、友人からしきりに「もしかしてキレてる?」というフリを何度もされて、小生仕方なく長州小力のモノマネをしてしまった。
泣きたくなるほど似てなくて、思わず小生赤面。
その友人、去り際に「来週の月曜にみんなの前で振ってやるからな」という不敵なコメントを残して去っていった。
あんなモノマネをみんなの前でしたら小生の評判はがた落ちです。

そんなどうでもいい話はともかく、明日テストです。
何でこんなにテストばかりなのでしょうか。
これでは小生の好きな本も読めません。
ウソです。
読んでます。
テスト前なのに本を読んでしまう小生はダメ人間でしょうか?
いやいや、そんなことはないはず。
悪いのはコーヒーです。
おいしいコーヒーと冷凍したカントリーマァム、そしてオシャレな音楽。
これだけそろえば小生ではなくても本を読みたくなるでしょう。
えっ、読みたくならない?
それは失礼。
とにかく、小生は本を読みたくなったのです。

ほんの10分の休憩だと思って読み始めたのに、気づけば1時間。
『オシムの言葉』面白すぎです。
感想は読み終わってから書きますが、ホントに面白いです。
皆さん、ぜひ読みましょう。

そんなことはともかく、テスト勉強です。
ちょっと調べたいことがあったので、インターネットを使います。
Wikipediaはなかなか便利ですね。
いろいろ有益な情報がてんこ盛りです。
しかし、てんこ盛り過ぎていらない情報もいっぱいです。
気づけば小生、「脳細胞死滅度チェッカー」なるサイトに飛んでいました。
どれくらい脳細胞が死んでいるかを調べるというなかなか粋なサイトです。
小生、満を持して挑戦。
結果は・・・19.7%死滅。
微妙です。
良いんでしょうか、悪いんでしょうか。
ためしにいろいろ挑戦してみます。
いろいろやってみると-26.5%なんかが出てきました。
皆さんもここで挑戦してみましょう。

そんなこんなで時間は無駄に過ぎていきます。
こうしてしょーもない文章を書いている間にも時間はどんどん過ぎていくのです。
困りました。
そろそろインターネットとは絶縁しようと思います。
まじめに勉強します。
うん、します。

そういえば、このブログが参加している「にほんブログ村」の本ランキングで小生のブログが9位になってました。
何が起こったのでしょう。
どこの奇特な方がこのランキングをぽちっと押してくれたのでしょう。
本当にありがとうございます。
みなさんどんどんぽちっと押してくださいませ。
とは言っても、人はあんまり来ませんが。
もしかしたら故障かもしれないので、にほんブログ村の方はシステムをちゃんと点検した方がいいかもしれませんよ。
posted by Aorta at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 観察日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月22日

1-2だよセファリック

京都パープルサンガ 1-2 鹿島アントラーズ
at 西京極陸上競技場

【得点】
前半10分 青木 剛(鹿島)
後半39分 田代有三(鹿島)
後半44分 松田正俊(京都)

何でしょうか。
この何ともいえない気分は。
グズグズ?
グダグダ?

結果だけ見れば惜敗になるのでしょう。
しかし、内容は惨敗です。
とは言っても、試合内容に差があったわけではありません。
前節の浦和戦みたいに(後半だけですが)ボッコボコにされたならまだマシです。
京都のパフォーマンスが悪いなら、鹿島のパフォーマンスは最悪です。
京都に付き合ってくれたかのような、ヘボいパフォーマンスでした。
おかげで、表面的には競ったいい試合ができました。

鹿島のパフォーマンスが本当に悪いのか、それともただ京都がなめられているだけなのか。
鹿島のアウトゥオリ監督の試合後のコメントは、前節のギドのように恐ろしい内容ではなかったので、もしかしたらチーム全体で京都をなめて力を抜いてたのかもしれませんね。

まっ、そんなことはどうでもいいのです。
問題は京都です。
問題だらけで何を言えばいいのかまったくまとまりません。
もう、とにかくだめです。
右サイドをリカルドにするとか、前線に田原を置くとか、そんな単純なことで立て直せそうな感じはまったくしません。
単純なミスが多すぎ。
判断遅すぎ。
フォロー少なすぎ。
走らなさ過ぎ。
フィジカルの弱さ。
挙げていけばキリがありません。

柱谷さんも気になります。
後手後手と言うか、受身と言うか。
もっと積極的に仕掛けてみてもいいんじゃないでしょうか。
相手は鹿島。
失うものはありません。
リカルドの右サイドなんて、そんな中途半端なことしても逆効果なだけです。
去年は柱谷さんは本当に名監督だと思っていたのに、J1とはそんなに違うものなのでしょうか。

ダメだ、話が暗すぎる。
数少ないよかった方の話をしましょう。

斉藤です。斉藤大介です。
今日の試合をジーコが見ていたら、間違いなく小笠原とか本山の代わりに斉藤をドイツに連れて行くでしょう。
それくらいすごかったです。
もう、キレキレです。
小生、斉藤には感動しました。
お願いだからサンガを見捨ててどこかに行かないでね、と言う感じです。
斉藤だけはJ1にビビらずに、どんどん成長していってますね。
ホントに他の選手も斉藤大介を見習いましょう。

児玉もまあまあだったのではないでしょうか。
逆サイドでもっと仕掛けられたら、もっと活きたんでしょうけどねえ。

米田もちょっとはマシになったかなという気がしなくもありません。
ちょっと判断が遅いのは気になりますが。
まだJ1にフィット中と言うところでしょうか。

あと、松田はJ1発ゴールおめでとうございます。
いいところにいました。
影でそのゴールを引き出したのが、林。
ニアでうまくDFをひきつけてましたね。

次からはパウリーニョが戻ってくるので、たぶんちょっとはマシになるでしょう。
一応期待しています。
posted by Aorta at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月21日

寝ずの番をするセファリック

中島らも『寝ずの番』

らもさんが亡くなって、どれくらいになるでしょうか。
亡くなる前から、読もう読もうと思いながらも読めていなかった中島らもの作品をやっと読みました。

高校生の頃に友人に薦められたとき。
らもさんが亡くなったとき。
らもさんの本を手に取る機会は何度かあったはずなのに、なぜか読んでいませんでした。
なぜか手が伸びなかったんですよねぇ。
それが今回は結構すんなり手が伸びました。
と言うことで読みました。

面白かったですよ。
ユーモアのセンスもあるし、発想もユニークですし。
中島らもにしか書けないだろうなという感じがしました。
収録作品の「仔羊ドリー」なんてすごいですよ。
クローン問題をこんな面で切り取って表現する人がいるんだと小生びっくりです。
まぁ、好みに合うかどうかはともかくとして、稀有なセンスの持ち主であることは間違いないでしょう。
こう言っては何ですが、最近の作家さんは個性がないというか、誰が書いても同じような作品になりそうな人が多いと思います。
この作品は、こいつにしか書けない!みたいな人が少ないと小生は思うのです。
そういう意味では、やっぱり惜しい人を亡くしましたねぇ。

あと、読みながらふと思ったことですが、雰囲気的に中島らもとリリー・フランキーは結構似ているのではないかなと。
とは言っても、小生、中島らもを読むのはこれがはじめて、リリー・フランキーはエッセーを1冊読んだだけなので、確信はまったくありませんが。
どこが似ているか聞かれてもうまく答えられません。
なんとなくなんですよ。
まぁ、どっちでもいいんですが。

そう言えば、さっき高校生の頃に友達に薦められたと書きましたが、どの作品を薦められたかさっぱり覚えてないんですよ。
確か、おじいさんが冷蔵庫に入って、ブードゥー教で即身成仏とか、蘇えるとかそんな感じのことを言っていたような気がするんですが・・・。
誰かどの作品か知りませんか?

4062732793寝ずの番
中島 らも
講談社 2001-10



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2006年04月20日

町長選挙のセファリック

読みましたよ、奥田英朗『町長選挙』。

『イン・ザ・プール』、『空中ブランコ』に続く精神科医伊良部シリーズの最新刊です。

素直に面白かったです。
相変わらず伊良部の魅力全開という感じです。
癒されます。

その一方で、ちょっとハラハラもしました。
とは言っても、別に想像を絶する展開が待っていたとか言うわけではないのです。
どこにハラハラしたかと言うと、患者さんのキャラクターです。
表題作の『町長選挙』を除けば、某有名人をモチーフにしていることが明白なのです。
『オーナー』では某新聞社の元会長かつ某在京人気球団の元オーナー。
『アンポンマン』では、その言動とキャラクターで物議をかもしつつも一躍時代の寵児となったはいいが、結局は転落してしまった某IT企業の元社長。
『カリスマ稼業』では宝塚歌劇団出身で、40を過ぎた今もその美貌を保ち主婦のカリスマと呼ばれ、CMにドラマに引っ張りだこの某女優。

こんなにあからさまに書いちゃっていいのでしょうか。
しかも、実際にあった事件(と言うか出来事)をモチーフに書いています。
訴えられたりしないかと小生ちょっと心配です。
まっ、でも悪く書いたりはしてないので大丈夫なのでしょう。

それにしても、奥田英朗という人はほんとにすごいですね。
いくら自分なりに脚色しているとは言え、実在するある人物の内面を書ききってしまうわけですから。
自分が作り出したキャラクター、例えば伊良部とかなら自分が好きなように書けばいいわけです。
伊良部のようにどんなに無茶苦茶でも許されます。
しかし、現実にモチーフがいたらそうは行きません。
ある程度は、読者に「リアリティ」なるものを感じさせなければいけないでしょう。
その人物の核となる部分で「この人は絶対こんなことは言わないし、しない。」と言うようなことは書けないわけです。
これは本人にインタビューしたりして内面を覗かないとかなり難しいでしょう。
しかし、奥田英朗はそれをやってのけています。
たぶんインタビューなんかはしてないでしょう。
しようとしてもたぶん相手が了承してくれないと思います。
それなのに、文章を読んでみると違和感なく読めます。
確かに、結末なんかは物語りにカタルシスを与えなければいけないわけで、モチーフのキャラクターからはちょっと離れていると思います。
とは言え、大筋では「こんなこと考えてそう」と思ってくすっとしてしまいます。
違和感なく描かれすぎているので、この作業はそんなに難しいことじゃないんじゃないかと思ってしまいそうになります。
でもやっぱりかなりの難易度でしょう。
そんなことしろっていわれても並みの人間にはなかなかできませんよ。
少なくとも、小生には無理です。

特に『カリスマ稼業』はすごいですね。
相手は女性、しかも大女優ですよ。
どうやってその内面を推し量って描けと言うんですか。
小生は読んでいないのですが、『ガール』の書評を読んでみると、主人公の女性がすごくうまく描けていて、「奥田英朗、お前は何者だ」みたいなことを書いていましたが、今回もそんな感じでしょうか。
まっ、もしかしたらただ単に自分が書きたいように書いているだけなのかもしれませんが。

全体としての感想を書くと、ちょっと治療色が薄れたかなと言う気はしなくもありません。
つまり、伊良部があんまり治療をしていないと言うことです。
まぁもともと伊良部はまともな治療をしていませんが、それでもあるビジョンを持って何らかの行動をしていたと思います。
今回は、伊良部のおかげと言うよりは患者さん自身の力で克服していたような気がします。
今までに比べて、患者さんの痛々しさみたいなものがあまり感じられなかったからそう思うのかもしれません。
表題作の『町長選挙』なんか、伊良部は治療らしいこと何もしてませんから余計そう思ってしまいます。
とは言え、やっぱり患者さんは伊良部のキャラクターに癒されているわけで、やっぱり伊良部の治療なのかなとも思います。
とにかく、伊良部が面白いのでそれでいいのです。

小生が一番爆笑したシーンは、2篇目の『アンポンマン』で、ひらがながとっさに思いつかなかった患者さんが「ごはん」と書いてと言われて「ごすん」と書いてしまったシーンです。
爆笑しました。

ちなみに、この患者さんの症状を伊良部は「若年性アルツハイマー」とか言っていますが、これは伊良部のウソだと思われます。
アルツハイマーなら伊良部が治せるはずありませんから。
これはただ、ひらがなを使わなかったことですっかりど忘れしてしまっただけでしょう。
小生も「ぬ」と「む」がどっちだったかよく分からなくなってしまうことがたまにあります。
ほんとにたまにですよ。

4163247807町長選挙
奥田 英朗
文芸春秋 2006-04



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2006年04月19日

町長選挙とセファリック

例のごとく、今日も本屋をぶらぶらしていたら、偶然にも見つけてしまいましたよ。

そう、奥田英朗『町長選挙』ですよ。
そう、精神科医伊良部シリーズの最新作ですよ。
これが読まずにいられますか。
実は米澤穂信『夏期限定トロピカルパフェ事件』なる文庫を探しに行っていたのですが、そんなのもうどっちでもいいですよ。
気づけば小生『町長選挙』を持ってレジに並んでいました。

今日ぐらいから『オシムの言葉』を読もうと思っていたのに、またまた持ち越しです。
オシム監督、勘弁してください。
近いうちにきっと読みますから。

『町長選挙』、さわりの2編を読みましたが、やっぱり面白いです。
また読み終わったら感想を書くので、乞うご期待。

4163247807町長選挙
奥田 英朗
文芸春秋 2006-04



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災難だらけのセファリック

まぁ、実際災難だらけだったのは小生なんですけどね。

ほんとに昨日はひどい一日でしたよ。
朝から腰が痛いの何の。
それでもまぁ、何とか大学には行ってみたものの、調子は最悪です。

建物の4階にあるパソコンルームに行こうとすれば、なぜか3階の入り口のドアをガチャガチャやって「開かない!」と叫んでセファにバカにされたり、パソコンルームに行ってみれば、レポートをA4縦の用紙に印刷しようとしたのにいくらちゃんと設定してもA4横の用紙に印刷されてセファに笑われたり、映画「ロードオブザリング」のスメアゴルのモノマネをしようとしたら「ロードオブザキング」の・・・と言ってしまってセファにバカにされたり、自転車でそこら辺の道を走っていたら、見ず知らずのすれ違った人にいきなりヒジうちをくらってセファに笑われたり、もう散々でした。

アレだけセファに笑われたりバカにされるなんて、小生の人生の中でも有数の屈辱です。

とは言っても、セファも笑っていたばかりではありません。
セファの本職は笑われるほうなので、もちろんそちらにも怠りはありません。

小生やセファは、最近午後の授業で実験みたいなことをやっているのです。
その実験でのできごと。
その実験ではゲル(寒天みたいなもの)が必要なので、水に寒天の元みたいなものを溶かしてゲルを作る作業があるのです。
その作業ですが、ただ水と寒天の元を混ぜるだけではちゃんと解けてくれないので、水を温める必要があります。
水を温めるのに電子レンジを使うのですが、そこで事件は起こりました。
水と寒天の元を溶かすフラスコには3種類あります。
大・中・小です。
他の班が使っていたので、中は残っていませんでした。
と言うことで、残された選択肢は大・小のいずれかですが、ここでセファは昔話のいじわる爺さんのごとく大を選びます。
古来、大か小かを選べと言われて大を選んで成功した人は皆無です。
ここは謙虚に小を選ぶべきなのに、なんて欲張りなセファなんでしょう。
と言うことで、大を選んだセファはそのフラスコに水と寒天の元を溶かします。
そこまではよかったものの、さて、そのフラスコを電子レンジで温めようとすると、思いのほか電子レンジが小さくて入りません。
セファ、電子レンジの前で呆然と立ち尽くします。
大爆笑です。
セファ、何とか工夫をしてフラスコを電子レンジに入れようとします。
悪あがきです。
でもうまく行きません。
さらに大爆笑です。
さすがセファ、サービス精神旺盛です。

その後、セファはバツが悪そうに小ビーカーでゲルを作り直します。
大爆笑です。

セファの一連の行動を振り返ると、やはり昔話と言うのは真理をついているのだなと感心させられます。
そのうちこの話が「セファのビーカー」みたいな題名で昔話になったりしたら、またまた大爆笑ですね。
posted by Aorta at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 観察日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月18日

監督解任セファリック

相次いで監督交代のお知らせが。

広島小野、C大阪小林両監督解任…成績不振理由に -夕刊フジ

下位2チームの監督が相次いで解任。
広島の小野監督は正確には辞任みたいですが。

昨シーズン両チームとも実績を残しただけに、何か後味が悪いですね。
どこで歯車狂っちゃったのでしょう?

下位チームと言えば、京都も危ないですね。
何とか降格圏外の15位。
まっ、J1復帰したばっかりなのでさすがに大丈夫でしょう。
どうしてもてこ入れが必要なときがあるとは言え、監督交代はあんまり望ましくないですからね。

そういえば、シーズン開始早々に監督解任劇を演じたこのチームはJ2で調子いいみたいですね。
監督交代の成功例でしょうか?
posted by Aorta at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

腰が痛むセファリック

小生、今日はひどく腰が痛みます。
だれかに呪われたかと思うくらい痛いです。
昨日の夜から痛みだしたので、きっと誰かが昨日の夜、神社の大木に小生のわら人形の腰の部分に五寸釘を打ち込んだのでしょう。
怖いものです。

腰が痛いのは本当に困ります。
腰が痛くては小生の大好きなとび蹴りとか後ろ回し蹴りとかをセファに食らわすことができません。
立ち続けるのしんどいので、コンビニでジャンプの立ち読みをするのも一苦労です。
座っていてもなんか違和感があるので、寝ているしかありません。
もう大変です。

とは言っても、小生まじめな大学生なので大学には行きます。
大学に行くとセファがいます。
セファがいると小生からかいたくなります。
今日も不本意ながらセファにウソを吐いてしまいました。

セファの下宿で、某英会話教室のウサギのマスコットが目に入ったので、小生「NOVAウサギのパチモンでOVAウサギって言うすごいおばあさんのウサギのマスコットがいる」とか適当なことを言ってしまいました。
セファはそれをまた何の疑いもなく信じます。
いい加減セファも小生の言うことを疑うようにならないものでしょうか。
まっ、小生としては騙されてくれた方がネタになって面白いので、もちろん大歓迎ですが。

もしかしたら、余りにも騙され続けたセファが怒って小生の腰を呪っているのでしょうか。
しかし、小生はそんな呪いには屈しませんよ。
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2006年04月17日

春期限定セファリック

先日、片山若子さんのデザインで手に取った米澤穂信の『春期限定いちごタルト事件』ですが、結局買ってしまいました。
半分表紙買い、半分内容買いです。
小生がよく見ている読書ブログでなかなか評価が高かったので読んでみることにしました。

結論から言うと、結構面白かったです。
初めて読む作家さんだったのですが、まあまあ小生の好みに合うのではないかという感じです。
最近で言うと古川日出男、ちょっと前で言うと舞城王太郎とか伊坂幸太郎とか乙一、むかしで言うと北村薫をはじめて読んだときみたいに衝撃は受けませんでしたけどね。
まっ、それに準ずるくらいでしょうか。

何と言っても、設定が面白いです。
主人公の2人の高校の合格発表から物語が始まります。
この2人、無事合格します。
おめでとうおめでとう、ということで「キミ達の高校での抱負は?」と聞くと、帰ってくる答は「立派な小市民になること」。
友達をいっぱい作るとか、部活をがんばるとかなら分かるんですけど、小市民になるって言うのは・・・。

ずいぶんと謙虚な目標ですねぇ、と思いきや、これがなかなか難しい。
目立たずに生きようとするにもかかわらず、なぜかこの2人は事件に巻き込まれて、その謎解きをする羽目になります。
序盤は、なぜこの2人が小市民を目指して生きるのかの理由がはっきりとしなくて(結局全部読んでもイマイチはっきりしませんが)ちょっと気持ち悪いですが、必死に小市民を目指そうとする姿勢に笑えます。
頭の中で必死に小市民ならこんな時どうするかを考えながら行動しています。
結局何か目立つ行動を起こすことになっても、何か「小市民的な」理由をこじつけることによって、その行動を正当化します。
その徹底振りはまさに小市民のカガミと言いたいところですが、結局首を突っ込んじゃっているので小市民失格ですけどね。
この首を突っ込みたがりの性格が災いして、目指す小市民への道のりはまだまだ遠いといった主人公です。

ところで、「小市民」っていったい何なんでしょうか?
と言うか、小市民と呼べる人なんて、本当にいるのでしょうか?
大きな視点で見れば、小生はどこに行ってもあまり目立たずおとなしく生きている人間だと言えるでしょう。
しかし、もっと視点を狭めていって、個々の人間との関係性を見るとやっぱり小生も特有のキャラクターを持った人間であって、とてもじゃないけど小市民なんて言えません。

主人公2人にしても同じようなものです。
いくらキャラクターを消そうとしても、土台無理です。
むしろ消そうとすることによってまた別のキャラクターが生まれたりします。
例えば、主人公2人の関係性です。
主人公2人はお互いを小市民としての言い訳にするために恋人的な関係を演じています。
文中の言葉を借りれば、「お互いを盾にする互恵関係」だそうです。
都合の悪いときは相手の名前を借りて逃げるわけです。
この小市民的道具も、見方を変えればキャラクターになります。
例えば、恋人が欲しいのにいない人から見れば、恋人がいると言うことは立派なキャラクターです。
例えそれが見かけだけの物であってもです。
さらに分かりやすいのは、主人公2人のうちどちらかを好きな人がいたときです。
これはもう、羨望とか嫉妬とかを生むには十分なキャラクターです。
それで恋の鞘当なんかが始まったら、小市民が笑って逃げていきますね。
結局何が言いたいかと言うと、その人のキャラクターを判断するのは結局は他人なわけです。
自分がどうこうできることではないのです。
小市民として生きようと思っても、無理なものは無理なのです。
実際、主人公も友人に引っ張られていろいろ首を突っ込まされてるわけですし。
小市民として生きるなんて夢は金輪際捨てて、自分の分相応の生き方をするのがやっぱり一番でしょう。
小市民が分相応ならそう生きればいいですが、それが無理な人もいるわけです。
ちょっとトラウマがあるからと言って、自分のキャラクターは捨てられません。

この物語もどうやら続編があるようですが、主人公がいかにトラウマと向き合い、自分のキャラクターに相応の生き方を見つけられるようになるかが楽しみです。
間違っても、ラストが「立派な小市民」になれた。バンザーイ。とかにはして欲しくないですね。

無駄話が長くなりましたが、最後にこの作品のミステリ的要素についてちょっと書いておきましょう。
ミステリ的な要素について作者の非凡な才能は感じます。
ただ、ちょっと粗いかな〜という気はしなくもありません。
なんと言うか、「別の可能性もあるのでは?」と思わせる隙があるんですよ。
特に絵の事件はそう思いました。
小生、読みながら、絶対あの絵はラブレターに違いないと思っていました。
まっ、見事にはずれだったわけですが、うまくつじつまを合わせれば、ラブレターだったとしても論理的な矛盾は生じないと思うのです。
ココアにしてもそんな感じです。
小生、たまにココアを飲みますが、小生は初めにココアパウダーをミルクではなく少量の熱湯で溶きます。
この方法だったら、スプーンしかシンクに残っていなくても何の問題もないはずです。
こんな感じでちょっと論理として弱いかなという気がしました。

ジャンルとしては北村薫からの「日常の謎」に分類されると思うのですが、このあたりはやっぱり開祖には勝てないかなという感じです。

ライトで読みやすいコミカルな探偵物語。
とは言っても、中身は文中に出てくるケーキほど甘くはないので、甘めの話が苦手な人も面白く読めると思いますよ。

4488451012春期限定いちごタルト事件
米澤 穂信
東京創元社 2004-12-18



posted by Aorta at 01:43| Comment(1) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月16日

待ち伏せされるセファリック

小生、読書は好きですが、読むのはほとんど小説です。
たまーに、好きな小説家のエッセイを読んだり、興味を惹かれたノンフィクションを読んでみたり、新書の教養系の本を読んだりもします。

今回ここで感想を書くのも、そんなマイナー部類に入る本です。
そういえば、前回の『とるこ日記』も小説じゃないですね。
結構読んでいるではないかというツッコミが入りそうですが、そこは偶然です。

で、結局今回感想を書くのは

北村薫『詩歌の待ち伏せ1』

あれ、『あらすじで読む古典落語』じゃないの?
『オシムの言葉』じゃないの?
と思った人は勝手に小生のブログの愛読者に認定しましょう。
いつも読んでくださってありがとうございます。
いないかもしれないですけど。

実はこの本、買ったのは確か3月の初めくらいなのです。
それから、ゆっくり読むこと1ヶ月。
先日やっと読み終わったのです。
エッセイや評論はまとめて読まなくてもいい分、ついちょっとだけ空いた時間、例えば待ち合わせに早く着いてしまったときとか、電車とかバスの待ち時間だとかに読む用の本になってしまうのです。
こう、気合を入れて時間を取って読まないので、なかなか読みきれないのです。

長らく小生のかばんのお供だったこの本も、ようやく本棚に戻れてほっとしているでしょう。

で、肝心の内容ですが、とてもよかったですよ。
著者の北村薫が、思わぬ場面で「心躍る待ち伏せ」を受けて、「心を捉えられた」詩句について書いたエッセイ風評論です。

北村薫といえばミステリー作家として有名ですが、文学についての博覧強記さも有名です。
ただ博覧強記なだけでなく、その文学的鑑賞センスもすばらしいものがあります。

小生、本はたくさん読みますが、「詩」というものが苦手です。
言ってみれば「詩」というものを鑑賞するセンスがまったくといっていいほどないのです。
学校のテストでも苦手でしたし、ただ読むのでも何か苦手意識があります。
詩のよさが分からないというのとは少し違うのですが、何かダメなんですよねぇ。
そんな小生にとって、北村薫の詩を鑑賞するセンスはうらやましいのひと言に尽きます。
同じ詩を読んで、これほどまで感じることが違うのかと驚嘆してしまいます。
小生にも、北村薫のような詩のセンスが欲しいです。
うらやましい、いやむしろ憎い。
いえいえ、ウソですよ。
北村薫大先生を憎いなんて、そんな大それた。
うらやましいのは本当ですが。

とにかく、そんな憧れとも嫉妬ともつかないような感情も相まって、とてもいい読書になりました。
例えるなら、美術館に行って、とても親切で優秀な学芸員の方が一つ一つの絵に対して、その絵との出会いやその絵に対する思いなどを丁寧に語ってくれるようなものです。
小生の詩の鑑賞レベルも少しはアップしたでしょうか。
たぶんアップしたつもりなだけで、してないでしょうね。

そういえば、小生もこの本の中である詩に待ち伏せされていましたよ。
十四章で東京のしりとり歌を取り上げている部分で、「咲いた桜になぜ駒つなぐ、駒が勇めば散る」と出てきます。
小生これを読んで、どこかで聞いたことがある歌だなあと思って記憶を探ってみました。
なかなか思い出せなかったのですが、しばらく考えてようやく思い出せたのです。
小生のバイブルと言ってもいいくらいの愛読書、司馬遼太郎『竜馬が行く』に出てきたのです。
確か、竜馬の同志の誰かが殺されたのを聞いた竜馬がこの歌を涙ながらに歌うのです。
確か山内容堂に対する怒りを込めていたような気がします。
むかしは1年に1回くらい読んでいたのですが、最近はあんまり読んでいないのでうろ覚えですが。

とにかく、これが待ち伏せかぁ〜と一人感心してしまった小生でした。

4167586029詩歌の待ち伏せ〈1〉
北村 薫
文藝春秋 2006-02



posted by Aorta at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月15日

3−0だよセファリック

週末恒例のサンガ記事です。
今日の相手は目下首位を走る浦和。
しかもアウェーなので、引き分けで御の字というところです。

で、結局結果は・・・

浦和レッドダイヤモンズ 3-0 京都パープルサンガ
at 埼玉スタジアム2002

【得点】
後半10分 長谷部誠(浦和)
後半27分 ワシントン(浦和)
後半39分 ワシントン(浦和)

結果だけ見れば、順当な結果ですね。
実力の差といえるでしょう。
内容を見れば、紆余曲折あったもののこれも順当でしたか。

前半は、サンガがペースを握っていたと言ってもよいでしょう。

今日の試合のサンガのコンセプトは単純明快。
ゴール前に人数をかけてしっかり守り、できるだけ早い展開でカウンターを仕掛ける。
これだけです。
各選手がこのコンセプトをしっかり理解してチームとしてうまくまとまっていました。

とは言っても、前半ペースを握れたのはサンガがすばらしいパフォーマンスを見せたからではありません。
浦和のパフォーマンスが恐ろしいほどヘボかったからです。
特に、ワシントンとポンテがかなりボケ気味でした。
ワシントンは確かに怖かったですが、イマイチ切れていませんでした。
そんなこんなで攻めながらも点を取れない浦和はどんどんリズムが悪くなっていき、ペースはサンガへ。
前線からのプレスが面白いほど有効で、面白いほどカウンターがうまく行きます。

とは言っても、やっぱり前線のタレント不足というか、決定力不足というか、人数不足というか点を取れません。
決定機は少ないながらもなかったわけではないので、どこかで点を取れていたらなぁと思わずにはいれません。
パウがいればなぁと思わずにもいられません。

そんなこんなで前半終了。
たぶんギドはぶち切れだろうなと思われるハーフタイム。
そんなこんなで後半開始。

後半に入って、浦和のパフォーマンスが上がります。
やっぱりギドがぶちギレたのでしょうか。
とは言え、サンガもよく守ってカウンターを仕掛けます。
後半も10分を過ぎた頃でしょうか、そろそろ髪がアレなトゥーリオからのスルーパスにアレックスが反応、アレックスからのクロスにまたまた鷲田がかぶっちゃって、長谷部に押し込まれます。
ん?鷲田がかぶっちゃったのは2失点目だったっけ?
まぁ、どっちでもいいですよ。
とりあえず失点です。
アレックスをドフリーにさせちゃったこと、トゥーリオのスルーパスを通しちゃったこと、クロスを跳ね返しきれなかったこと。
どこかで止めらて欲しかったですね。
一番気になったのが、アレックスのドフリーですね。
1失点目に限らず、2失点目も3失点目も起点はアレックスのクロスです。
ちょっとドフリーになりすぎじゃないの?と何度もつぶやきました。
サンガの右サイド側のマークの受け渡しがうまく行っていませんでしたね。
中払を投入して修正しようとしたものの、あまりうまく行っていませんでした。
とにかく、失点後は浦和に余裕が出てきて、サンガの付け入る隙はまったくと言っていいほどなかったですね。
前線からのプレスもなくなってもうやられたい放題です。
こうなると、中盤でまったくボールをポゼッションできないサンガは苦しい。
どうしようもないですね。

結局、3失点でジ・エンド。
選手交代も奏功せず、後半は力の差をまざまざと見せ付けられました。
まぁ、相手が相手だから落ち込むことはないだろうとは思うのですが、やっぱりへこみますね。
とは言え、前半は善戦したので良しとしましょう。
あ〜あ、ワシントン級のFWがいればなぁ。
posted by Aorta at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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