2005年12月26日

もーいーくつねーるーとセファリック?

注)タイトルと本文はまったく関係ありません。

最近読了した本。
村上春樹『国境の南、太陽の西』
シェイクスピア『マクベス』

どちらも文学と呼ばれるジャンルの作品です。
小生、基本はミステリー好きの人間なのであまり文学は読みません。
しかし、最近もっと教養のある人間にならなければと言うことで文学読むことにしました。

村上春樹は、高校のときの読書感想文のために読んだ『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を読んで以来の2冊目。
『世界の終わりと・・・』はイマイチ意味がわからず、読書感想文の最後に〆の言葉として、「結局作者が何を言いたかったのかわからなかった。」と書いてしまったくらいでした。
こんなふざけたことを書いていたのに、結局その感想文の評価はA+と言う2番目にいい評価でした。
それはともかく、今回読んだ「国境の南、・・・」はなかなか面白かったと思います。
「結局たどり着いた結論がそれ?」とか、突っ込みたいところはいろいろあるが、読ませる話であったことは確かです。
ただ、なんちゃってミステリー読みとしては、謎が謎のまま放っておかれるのはいただけませんでした。
もう少しうまい伏線の使い方があるんじゃないかなーとそんな感じでした。

『マクベス』は微妙でした。
話としては、特に唸らされる所があるわけでもなく、マクベスが魔女に唆されて王様殺して自分が王様になったけど、誰もついてこなくて結局自分も殺されると言うそれだけの話。
戯曲をほとんど読んだことがないので、戯曲は全般的にこんなものかもしれないのですが、細部のつくりが甘いような気がしました。
特にマクベス夫人は、もっと描き方次第で活きる人物になるような気がしました。
小説に慣れてしまっているからこう感じるのでしょうか?
台詞などの細かい部分も、面白い言い回しなのですが、元は英語である以上、シェイクスピアの作品である前に、訳した人のセンスなり好みのフィルターがかけられているわけで、シェイクスピアを自分のセンスで十分に味わうためには、原文で読まなければいけないのかなぁと思いました。
とはいえ、昔の作品なので、これが現代までの文学に大きな影響を与えていることは間違いないわけで、一度は読んでおかなければという感じでした。

4062630869国境の南、太陽の西
村上 春樹
講談社 1995-10




4003220528マクベス
シェイクスピア SHAKESPEARE 木下 順二
岩波書店 1997-09



posted by Aorta at 18:51| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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